宝塚が娯楽の殿堂になったワケ(NHKブラタモリ)

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放映から、早や5日が過ぎましたが。
1月13日(土)NHK『ブラタモリ』を視聴しました。

『宝塚はなぜ娯楽の殿堂になったのか?』という謎を探る回。

タモリさん、近江友里恵アナウンサー共、宝塚市は初めてとの事

タモさんは宝塚歌劇は東京劇場で観劇した事があるそうです。
対して、近江アナは宝塚歌劇も未体験とのこと。 

オープニングは、花の道(花乃みち)を歩くお二人。

案内人は、宝塚市の歴史研究家さん。
そこでまず、クイズ。

「宝塚大劇場へは、年間何人くらいが来場しているか?」

来場、つまり観劇ですよね。

答えは、117万人。
タモさん、びっくり。

「10万人位かと思ってた…」

ある意味、それは正解により近いかもしれません。

117万人は、延べ人数ですものね。
まだまだコアな宝塚ファンのリピーターがメイン客層でしょうし。
お一人が年間数十回観劇してるケースは、少なくないと思います。

東京宝塚劇場や外箱公演も含めれば、年間100回超もあり得るかな…と。
来場者数も、延べ人数はさらに増えるでしょう。

…私自身、ざっくり数えてみて、怖くなりました。
ちょっと落ち着こう、私(←たぶん今年も無理)

…とりあえず今年に入って、すでに8回 観劇しています。
明日海りお率いる花組の上演期間の定番は…

「休日は」
「宝塚で」

…これね、わかる人にはわかるはず。
ポーの一族『ピカデリー7時』最終ページのエドガーとアランのやりとり、

「クリスマスは?」
ロンドンで」

を真似てみました。

とはいえ、花組大劇場期間は宙組外箱と重なるので、宙組ウィークを必ず確保してました。

…が、まぁ様(朝夏まなと)去りし今、完全花組期間と化しております。

閑話休題。
ブラタモリへ戻ります。

劇場へ足を踏み入れる…といっても、劇場だけじゃないのが宝塚大劇場。

飲食や土産物の広々としたスペース。
通路の照明までもが、シャンデリア。
改札内に入ると、赤絨毯に立派な階段があるロビー。
余裕たっぷりで贅沢な造りに感心するタモさん達。

左右の階段から、対称的に降りてくる人影が。
星組トップスターの紅ゆずる&綺咲愛里です。

「タモリさんは、ミュージカルが苦手なんですよね」
「突然歌いだすとか、訳わかんないんですよね」

…と、紅さん。
タモリ情報、しっかり入れてらっしゃる。

この後、11時公演があるから…って、1日2回公演の日だったんですね。

客席に入る前に、トップコンビとはお別れ。

客席を見渡した後、観劇はせず、劇場から退出。

宝塚市を一望できる場所へと向かいます。
武庫川は「暴れ河」と呼ばれ、そうそう人が住める土地ではなかったそうな。

そんな宝塚の地形が扇状地だとわかったり。
扇状地とは、山から川が流れ出てきた土砂が堆積して広がった土地

「平地だと思ってた!」とタモさん。

…いえ、あの、宝塚は山あいですから…。
とはいえ、あらためて武庫川の存在の大きさを知りました。

江戸時代、三つの街道の合流地点の宿場町として栄えた歴史を知ったり。

三つもの街道が合流してたとは。
さらに、温泉が湧出し、一時は70軒もの温泉宿が建っていたとか

そして、お座敷に呼ばれる芸者さん達が200人以上いた花街だったそう。

北浜や船場の商人達が訪れ、料理屋や宿屋の座敷で、商談が繰り広げられていたのだとか。

大人の男性の社交場であり、仕事場だったそうな。

それらは武庫川を挟んだ、宝塚大劇場の対岸のおはなし。 

対照的に、大劇場サイドは寂れていたそうです。

そこに「女性や子供が楽しめる場を」と考えたのが、小林一三翁。

『パラダイス』と名付けた室内プールを作るも、屋内であるがゆえに陽が差さず、水温が冷たすぎて夏でも5分と入っていられず、大失敗。

そこで、水を抜き、プールの底に板を張って客席に。
脱衣場を舞台にお色直し。 

そうして、少女達の歌やお芝居を上演する施設へと変容を遂げたのが、宝塚歌劇団の成り立ちでした。

…と、こちら側の歴史は、ご存知の方も多いですよね。

宝塚ファミリーランドは、幼い頃の思い出と共にあります。
『It’s a small world』やホワイトタイガーなど、懐かしいよ~。

温泉街の方は行った事がありません、そういえば。

宝塚の事は、そこそこ知っているような気がしていましたが、実は知らない事が多く、新鮮な気持ちになりました。

『ブラタモリ』を視聴した翌14日(日)花の道を歩きながら、

「この松の木は、武庫川の堤防の名残だったのね…」

と、さっそく復習しつつ、しみじみ。

いつの日か宝塚市民になりたいと夢見つつ、宝塚の物価の高さに
「さすが…高級住宅街…」と腰が引けるのでした。 

(スーパーとかで、つい地元と価格を比べてしまうわ…)

今は、温泉宿は激減。
現役の芸者さんも、ほぼいらっしゃらないようです。

暴れ川・武庫川がたびたび荒れ、人が住める環境ではなかった川岸。
いまや日本有数の、華やかな劇場とモール街が建ち並び、草花に彩られた散歩道が伸びています。

宝塚はまるで、みにくいアヒルの子のよう。
華麗な変貌を遂げた、シンデレラ・シティなんですね。


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