新人公演の話がつづき、樫畑亜依子先生の演出の話題にふれましたが。
本公演の中村暁先生の演出も、少し改変がありました。
イサカが、狗奴兵に殺された家族のために花を摘む場面。
そこへ通りがかったタケヒコ。
タケヒコの温かさに触れ、恋心を抱くイサカ。
おそらく1分にも満たない場ですが、イサカがいじらしく、胸きゅんポイント。
初日が明けてまもまく、少なくとも6月10日(土)時点では変更がみられました。
すみません、宙組『A-Motion』の事ばかり書いてました、その週は。
梅芸 6月6日(火)~11日(日)が会期だったもので。
6日(火)、9日(金)、11日(日)と梅田で宙組コンサート。
10日(土)は宝塚で花組観劇。
…つくづく、幸せなスケジュールだと感謝しています…。
最高じゃないの。(ありがたや…!)
先週末も、今週末も、花組観劇予定です。
花組公演期間は「週末は宝塚」が基本なので。
…とはいえ、それは明日海りお体制でのこと。
明日海さん退団後は、どうなるか不明。
先の事はわかりませんね、何事も。
そうそう、明日海さんといえばですね。
「明日海さん、苦手なんだよね」と言ってた、長年の友人がいまして。
彼女は、各組を大劇場で一度は観るスタンスのヅカファン。
(この姿勢は、類友なわたしたち)
ところが、仕事の都合もあり、花組公演を観られない事が続いていたそう。
その友人が「次回公演はぜひ観たいので、チケット手配して」と。
それで、久々に一緒に観劇したんですけどね。
『邪馬台国の風』観劇感想が……なんと。
「日本史が好きだから、楽しめたよ」
「ストーリーがわかりやすいし、なかなか面白かった」
さらに、出演者に対しても……
「明日海さんって頼りなさげな印象だったけど、変わったね」
「久々に観たら、骨太で正統派の男役になってて」
「明日海さんと仙名さんは、歌も芝居もダンスも上手いから、世界にどっぷり浸れる」
「明日海さんと仙名さん、お似合いだね」
「キキちゃん、すっごくカッコ良くなったね」
「星の子時代から、ジャンプアップしたよ」
はい、友人は星担だったのでございます。
芹香斗亜の愛称「キキ」の名付け親・安蘭けいファン。
「下級生に至るまで、熱意が伝わってくる」
「可愛い子、カッコイイ人だらけ」
「花組、全体的にレベル高いね!」
観終わって、しみじみと…
「これぞ花組!だったね」
とても花組らしい、熱気あふれる舞台だったと。
そして、明日海さんはすっかり花男だったと。
まさか、そんな高評価が得られるとは。
しかも、ほぼほぼアンチ寄りだった友人から。
(…だもんで、彼女とは明日海さんの話題は控えてました)
(好き嫌いはあってもいいと思うし)
(互いに自由でありたいし)
(お互いに宝塚は好きなので)
(好きな宝塚のことで、友情に亀裂が…は勿体ないし)
「面白かったー! 次も絶対みたい!」
しかも彼女は、どんな演目も「一度みたら充分」というスタンスなのに。
「ポーの一族は、2回は観たいなぁ」
子どもの頃から『ポーの一族』を読み、萩尾望都先生を崇めてきた私。
彼女は私と違って、『ポーの一族』を読んだ事がない人種です。
……それが!
「ボーの一族の原作よまなきゃ」
「楽しみだよね~」
「明日海さん、脂が乗り切ってるもんね!」
……南海トラフ地震、そろそろ起こるのかな…。
人間って、変わるものですね。
それは、明日海さんもそうだし。
友人もそうだし。
きっと、私もそうなんだろうな。
正確には、明日海さんの次回作は『ハンナのお花屋さん』
一部の配役が今夕、発表になりました。
ハンナは、クリス(明日海りお)の母親の名前なんですね。
ハンナ役は、舞空瞳(102期・研2)
外箱とはいえ、大抜擢。
『はいからさんが通る』のヒロインに抜擢された華優希(100期・研4)に続き、早くもガンガン来ましたね。
娘役は男役に比べ、いろいろと早くなりがちとはいえ。
劇団さん、大切に育ててあげて下さいね。
優希ちゃんも、瞳ちゃんも、ほかのジェンヌさん達も。