New Wave 雪 2月12日(日)14時半の回、下級生紹介は縣千くん。

残念ながら私は観れませんでしたが、観た方々から教えて頂きました。
(縣ファンと明日海ファンから……ありがとうございます!) 

以下、大まかなご紹介です。
科白はニュアンスです。

私の聞き取り方・書き方のせいで、齟齬があるかもしれません。
もし「私も聞いたけど、少し違うよ」という事がありましたら、教えて下さると嬉しいです。
文責は、私ことシエスタにあります。


★New Wave 恒例の下級生紹介コーナー

一公演で一人一回ずつ回ってきます。
月城かなと、永久輝せあがホスト役で、下級生にインタビュー。
2月12日ソワレは、縣千くんが紹介されました。


★ガチガチ、カサカサ

月城さんと永久輝さんにコールされ、舞台に登場した縣くん。
とっても緊張してたそう。

スティック(?)を持ってた手を震わせてたらしく、カサカサ音が。
衣装の袖部分がふくらんでたから、布が擦れて音が出るんですね。
(サンバ系の衣装ですよね、確か)

舞台度胸が良いイメージのある縣くんですが、実は極度の緊張しぃの ようですね。


★地元自慢

縣くんの地元・京都府宇治市は、お茶が有名。
学校の蛇口をひねると、お茶が出てくるそうです。


★縣くんの夢

縣くんの夢は、ワイヤーアクション。
ワイヤーで吊るされてみたい、と。

でも、高いところは苦手だと告白。
高いとこ苦手やのに、吊るされたいて、あんた。

対策として、「安全ベルトを何重にもしっかり締めれば、大丈夫だろう 」

「いつの日か、縣くんが安全ベルトを締めてワイヤーで吊られたら『 夢が叶ったね』と声を掛けるね」と月城&永久輝さん。


★最後に一言

縣 「今日は絶対、これを言おうと思ってたんです」

なになに、なんて?

縣 「今日もしっかりおきばりやす」(この後もしっかり、だったかな ?)

月城&永久輝 「おおきに~」

縣くんの京ことばに呼応する、関東出身の月城さん&永久輝さん。
とっさの判断、さすがです!

縣 「ありがとうございました(礼)」

…え? ちょ、待っ…?
みずから関西弁で振っておきながら、標準語で締めて去っていく縣くん。

月城&永久輝 「…なんだったんだろ…?(戸惑い)」

会場は終始笑いに包まれ、ラストも爆笑を誘ったとか。

出身地がお茶どころといい、独自の感性といい、本人大真面目で笑いを誘発するところといい。
どこかの誰かを連想しますね。
(誰とは言いませんが……某花組トップさんとか…)←めっちゃピンポイント

観劇後、近くの方々が、雪組上級生がお茶会で縣くんについて語られた事を、微笑ましくお話しされてました。
聴くともなしに耳に入ってしまいました、すみません…。
おそらくネット禁止でしょうし、私も口にチャック致します。

ただ、縣くん可愛がられてるんだなぁ…と有難くて…(感涙)

まだ研2だし、決して器用なタイプではないので、足を引っ張る事もあるかもしれません。
そんな縣くんを温かく見守り、導いて下さる雪組上級生の皆様、ありがとうございます。

(立ち位置・ちさとの母)←本物の縣ママン、すみません…
(ここで書いても、上級生の方々はご覧になりません)←うん、知ってる

自己満足ですが、雪組の皆さんに本当に感謝です。

そしていつか何かの形で、縣くんが主演する日が来たらいいなと…。

明日海さんの血統を受け継ぐご挨拶を、期待してもいいのかな?
なかなか聞けませんよね、あんな面白くも、心温まるご挨拶。
明日海さんのご挨拶って、クセになりますよね。

天然面白キャラだという事は、知られつつある縣くん。
あんなに大人びてシュッとした、クールビューティなのに…!
ギャップ萌えですな。

…あっ、でもね!
舞台での役割に徹する時は、本当にかっこいいんです、縣くん。

舞台を観るときは、集中して観察者に徹しようと思いつつ、 『 New Wave 雪』はダメでした。

縣くん、かっこよすぎました…。
幕間も終演後も「かっこいい…」しか言えませんでした。

こういうところも、明日海さんを思い出します。
イスファンディヤール(金色の砂漠)に骨抜きにされたように、縣千にも語彙を抜き取られました。

『New Wave 雪』は縣くんに限らず、見応え・聴き応えのある舞台でした。

縣くんの出る場では、群舞『リベルタンゴ』
全体としては、月城さんと永久輝さんのデュエットダンス『 Night and Day』

…が、特に印象に残っています。
でも、どれもこれも本当に素晴らしかったです。
若手だけとは思えない、濃密でハイレベルな舞台でした。

下級生紹介コーナーが終わり、縣くんはほっとした事でしょう。
おつかれ様でした。

…とか、明日海先輩を引き合いに出してたら……出たーーー‼︎
出ました!
『邪馬台国の風』先行画像!

毎度、予想をはるかに超えるビジュアルを見せつけてくれます。
今回も、劇画かCGかと疑いましたよ。 

タケヒコ(明日海りお)は少し浅黒くて、野性的で男前。
ワイルドな中に、気品も感じる邪馬台国の戦士です。

そして、のちのヒミコ……マナ(仙名彩世)……美しい…!
ゆきちゃんは卑弥呼とか似合いそうとは思ってましたが、もっと『THE 女帝』な感じかと思ってました。

ところがどっこい、儚げな可憐さと、凛とした佇まいが共存する美女ですがな。
美貌の戦士・明日海りおの隣に並んで、ひけをとりません。

みりゆきの並び、予想以上にお似合いです。
体格と輪郭はバランスが良かろうと思っていましたが、こんなに互いに映えるとは…! 
実際に動く二人を見る日が楽しみです。


美貌といえば、縣千くんも舞台化粧が公演のたび、上達してます。
記憶の中の顔と照合しても、ズレるんですよね。

なので、動きのキレや笑顔で見分けています。
動きはキレが良くて軽やかだし、笑顔も特徴があるので。

オーラがあるので、なんとなく目を惹くと思ったら、縣くんだった…という事も。
これは初舞台の時から、そうでした。

縣くんは舞台化粧以外にも、とある変化が。

『Bow Singing Workshop 雪』では見かけなかった「釣り」
(少なくとも、私は知りませぬ)

あまりにも慎ましやかな縣くん。
「元・花男の望海さんの弟子になるがいい…」 
と、心の中で思ったものです。

今回、ついに発見しました。
縣千の指さしウィンクを…!

幻かと思いました。
とりあえず、2回くらい飛ばしてたと思います。
舞台の下手端から、上手側客席に向けて。

まだまだ照れも感じるものの、がんばってました。
がんばれ、縣くん!


でもホント、かっこよかったです、縣くん。
「これでもかっ、これでもかっっ」 とカッケー縣くんを投入されたので、幕間も終演後も「かっこいい… 」しか言葉が出ないほどに。

明日海先輩と縣くんは、それぞれビジュアルこそタイプが違いますが、期せずして笑いをとる才能は類似しています。
(今日の結論、これなん?)

…あと、骨太な男役を目指しているところも一緒ですね。

明日海さんの男役は、完成形に近づきつつあると思います。

縣くんの演技は、明日海さんのそれに通じるものを感じます。

二人とも、舞台に対する真摯な姿勢も合致します。

世代も組も異なりますが、芯に流れる血潮は同じかもしれません。

郷里の学校の水道に流れる、お茶と同じく。
(オチはそこかい)

みりおちゃんの母校は果たして、蛇口からお茶が出たのか、定かではありませんが。
(静岡県島田市の小学校は、お茶が出るそうな)


明日海さんも、縣くんも、真摯に舞台に取り組む姿が本当に美しい。

型を守りつつ、型を破っていく表現者になり得ると思っています。
 
 
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