私は、子どもの足に大切だなと思う順番に
・足のサイズにあったものを
(タテの余裕は8ミリから1センチ程度。 ヨコはインソールの幅に合っているもの。
すでに開帳足気味の子供には体重をかけていないときの幅で)
・ベルト(できればダブルのもの)やヒモで固定できるもの
・「返し(あおり歩き)」をさまたげないようによく曲がるもの
・インソールにアーチが作られてないものを
・かかとがしっかりしているものを
(ヒールカウンターが入ってるもの。特にかかとの骨が倒れている子どもは必須!)
・通気性のよいもの
先日保育園で講演をしたときに聞かれました。
「こどもの靴の選び方」についてです。
上に書いてあるような話をしたのですが、後々聞いて見るとその保護者さんの子供はまだゼロ歳児だったようなのです。
・・・となると、保護者の関心は「ファーストシューズ」ということになります。
私は、ほとんどの子どもの足は
「そのままで育てられるべき」
と思っていますので、ファーストシューズについては
*できるだけ早く履かせない。
*可能な限り、はだしで過ごす機会を多く作ってください。
*平らなところだけでなく、坂道やでこぼこ、よじのぼりなども
(足の裏の感覚をたくさん入れてあげるために)
*外もできるだけ裸足で(アスファルトは固すぎるので土の上や草の上を)
*靴下も履かせないでください。(3歳くらいまでは・・できればその後も)
*クツを履かせる場合には、
赤ちゃんの足には
「素材がやわらかく、本来の足の機能をできるだけ妨げないハダシに近いものを」
「足の指の3番目の関節のところで曲がるものを」
「ずるずるとクツの中で前後左右に滑らないように固定できるものを」
赤ちゃんの重心が踵にある??という話もありますが、
私は
*たっちだけなら踵重心
*歩き始め、指がちゃんと使えるなら前に重心がくる
と考えます。