演奏会を終えて@maric | 蒲郡フィルハーモニー ヴァイオリンのページ(別館)

演奏会を終えて@maric

大変僭越ながらブログ係maricが初回バトンをにぎらせていただきます。

カルミナをやるって決まったときは、中学のブラスの大会でやった曲だ☆
わーい、って思ってました。ただ、当時はラッパでしかも曲の一部分しか
演奏しなかったので、オケ練習の初見大会の時は激しく戸惑いました。
曲は知ってるけど、入るタイミングとか全然わかんない上に、出したことのない
高い音。ドレミで見てもどの音か分かりませんでした。下から数えていって
やっと分かったけど・・・どこ押さえるの?(@Д@;っていう。
頻繁に変わる拍子も理解できず、これは無理だって思ってしまいました。
これは自分自身の性格の問題でもあるんですが、私は諦めが早いんですね。
執着心がないというか、逃げてしまうというか。
良くないとは分かっているんですが、なかなか直せずにいます。
それで、これは無理だと思ってしまって半ば諦めてしまいました。

しかし、参加すると言ってしまったのだからという責任感(?)から
「演奏会まではちゃんとやらなきゃ」という思いと「でもこんな難しい曲
できないよ・・・やだな変な音しか出せないから弾きたくないな。
変な音を出したらまた管の人に影で何か言われちゃうんだろうな・・・」
という思いが頭の中をぐるぐるしてしまって土曜日が来るのが正直辛かったです。

これも私の悪いところで、すぐ後ろ向きに考えてしまうんですね。
何かいわれるのがいやだったら練習すればいいんです。けれども
すぐ怠けてしまってほとんど練習せずに土曜日を迎えてしまい、
弾けないのに練習してないという後ろめたさと、弾けないことで何か
言われるんじゃないかという思いから胃痛がしたり、頭が痛くなったりして
練習を休んでしまったことも何度かありました。
こんな悪循環が続いてしまって、周りの先生をはじめとするみなさんに
とても気を遣わせてしまったことを本当に申し訳なく思っています。

身近な方に少し相談に乗ってもらって、演奏会の少し前になって
やっと少し気持ちが軽くなり、練習に参加できたのですが、
気持ちが少し変わったからといって弾けるわけではなく、
沢山ある音符の一音をつまんで弾くみたいなことをしてました。
それでも本番は緊張から頭が白くなり、つまんで弾いている音すら
間違えてしまって大変なことになってました。
客席から見てた友達には、「すっごい必死そうだった」と言われてしまいました。
まあ確かにすごく必死だったんですが。

けれども、演奏会が終わってみるとなんとなく移動中の車の中で
何度も聴いてしまったり、自分が弾いていたパートの音を鼻歌で
フンフン歌ってしまったり。
個人レッスンを受けた後もそうなんですが、なんだか無性に
ヴァイオリンを弾きたくなります。そういうのを感じると、ああ、
私はやっぱり音楽が好きなんだなぁって改めて思います。

良かったと思えたのは、すばらしいソリストさん達と合唱団の歌を
とても近くで聴くことができたこと。そして自分がどうにかしなければ
いけない問題を見つけられたこと。問題があると思っても
見て見ないフリをしてしまうので、今回のことでひとつずつでも
直していかないとという気持ちが持てました。ありがとうございます。

また、これが一番。ヴァイオリンパートのみなさんにとても励まされたこと。
皆さんの優しさに甘えてしまって申し訳ないと思うと同時に、その優しさが
とても嬉しかったのです。本当にありがとうございます。

これから一応半年間、お休みをいただくことになってますが、その間に
個人レッスンを受けてレベルアップして戻ってきたいと思っています。
その時にはまたよろしくお願いしますm(_”_)mペコリ


一人目なのにこんなに長くなって、しかも重くてごめんなさい。
最後にブログの言い訳をさせてください。係を任命されたのに
途中から練習のブログを書かなくなってしまったのは、
気持ちがついていけなかったというのも一部あるのですが、
指揮者の先生が言われることの前に基本的なことも弾けないのに
書いていいのかという疑問、そして正直先生のおっしゃることを
どう言葉にしていいのか分かりませんでした。
はい、ほんとに言い訳です。すみませんでした。

以上!




それでは、気を取り直して、どなたかこの場を明るくしてください(爆)