こんにちはナカジーです。
本日は先週に続き山登りの話です。
今週の日曜日に愛知県設楽町の田口からほど近い「東海自然歩道」の難所として知られる"岩小谷山(いわこやさん)”標高806mに登ってきました。
この山を教えてくれたのはウチの会社の同僚で、その内容をメンバーたちに話すと「怖そうだけど楽しそう」と今シーズンの一発目(ボクらのシーズンは晩秋から春まで)に登ることを決めました。
朝8時に豊川市役所を出発してから新城市の国道257号線を北上し、設楽町田口の信号を右折し国道473号線に入り、車中1時間半もかからずに到着です。
紅葉シーズンの日曜日ということで駐車場が空いてるかどうかが唯一の心配でしたが、全く問題なく早速地図左下の”和市登山口”から山の中へ。
登山口に「ヒルに注意」と書いてあり、5~11月まではヤマビルが大量発生するみたいですが、どうやらその季節は終了したみたいです。
登り始めからいきなり比較的急な階段で、普段緩やかな傾斜の山しか知らないボクらは面食らいますが、そこはメンバー全員ランニングを趣味としている健脚者ぞろい。(還暦ですが。。。)
コースタイムをはるかに上回るペースで階段の「十三曲がり」を通過すると、そこには岩場というか、巨大な岩の塊が真正面にそびえ立ちます。
そこに鉄製の階段が見え、「まさかあそこを登るの?」とザワザワ、そして血の気が引くのを感じました。
そこからは全員ヘッピリ腰で鉄バシゴや手すり付きの木の階段にしがみつき慎重に進みます。
やっとの思いで頂上に着くとそこはまさしく360度パノラマの絶景で、ここまでの景色が見られる山頂は初めてのことでした。
断崖絶壁の恐怖でキャーキャー、ヒーヒー言いながらも記念撮影をし、しばし歓談と軽食。
高さに慣れると、「あの山は何」とか「方角はどっち」とか話は盛り上がります。
ところが休憩後少し進むとなんと本当の山頂を発見。
実は先ほどの場所は全くの勘違い・思い込みで一同大爆笑でした。
下りは別のルートの地図右下の「堤石トンネル登山口」に向けて降り始めると、すぐに”鎖場”がー!(楽しい、楽しすぎます。)
そこを通過するとあとは絶景の紅葉と巨石・奇石が織りなす神秘的な異次元体験の連続に全員感動
今まで登った山の「登山」は、山頂の景色を拝むまではひたすら道中をガンバルものだったり、たくさん歩くことや汗をかくことで自分を褒めるものであったのが、この「岩小谷山」は最初から最後までずっと感動が続きっぱなしの素晴らしい体験でした。
一同大満足の約2時間でしたが、休憩をそこそこにすれば1時間半程度で踏破出来るかと思います。
ただ”ヒル”の季節を避け、路面凍結や雪の季節を除くと、一年の中で登ることの出来るシーズンはわずかかもしれません。
最後に、
この山を含めた周辺で転落死亡事故や初心者の入山警告の看板をいくつも見かけました
その日の体調・準備そして身の丈にあった山を選ぶことがあらためて重要だということを感じました。
この岩小谷山では滑落したら「ケガ」だけでは済みません。
気をつけましょう。
翌日
足腰の疲労はなかったものの、腕が若干の筋肉痛。
力が入ってたんだなぁ。
あ~、無事でなにより。