議会質問 | 後藤恭平ブログ

議会質問

久しぶりのブログ更新でございます。

私の代表質問も終わり、

来週からは市長提案の議案を審議。


少しずつ私の質問内容を晒していきますが、

その前に、

他の議員質問の答弁で

少し気になることが。


結構聞き逃している人も多いと思います。

自然に聞き流してしまいそうなこと。

よく考えてみると。

んんんっ?


この度、公務員制度改革と

全市民に負担をお願いする

使用料・手数料改定が議案上程されました。


公務員の給与を下げるには

職員の組合との交渉が必要であり、

この度の改革でも交渉に苦労したと、

答弁がありました。


そこで、

市民の皆さまに負担をお願いしているので、

理解を得られました。

とも、言いました。


おかしくないですか。


市民負担がなければ給与は下げれないのか?


市民感覚では、まずは公務員からだろ!

って皆が思っていると思います。

しか~し、役所では違うのです。


市民が負担するなら、

給与を下げるのも仕方がない。

こういった内容で、しっかり答弁されましたよ。


ぽろっと、でてしまうんですね。

本音が。

財政健全化には職員の理解が得られました。

と、市長は言いながらも、実は違うのです。


市民が負担するから、

やむなし。


上手に隠しながら、

やったよって顔をして、

これで改革は終わりでしょうね。


来年度以降の給与制度改革はないでしょう。

選挙の時に維新の会の推薦を受けるのに、

公務員制度改革は条件でした、

と私の質問で今回答弁をいただきました。


これで、一致した。

話しの筋はつながったのですよ。

わかってはいたが、

動かぬ証拠となったのです。


まだまだ改革の余地はあるのに、

改革はしたよ。

っていう形が欲しかったのです。


この一度きりの改革も、

前提が市民も負担するから。

びっくりしません?

だから同時に議案が上がってくるんですね。


そんな気持ちでどうやって、

未来に希望が持てるのでしょうか。


改めていただきたいと強く要望します。


もし、そんな気はなくて

間違いだったと言うのなら、

来年度以降も姿勢で示していただきたいものです。


私は野党でも与党でもありません。

姿勢で示していただければ、

応援を拒むものではありません。


何が市民のためになるのか、

どうすれば未来のためなのか。

こういったことを真剣に考えて、

議論していきたいと思います。