【設定】白軍設定 | 夜明けまで

夜明けまで

(ブログ名がスキン・デザインの名前をそのまま借りただけなんて今更言えない)

必要に応じて順次追記、変更していきます。
隅から隅までフィクションです
半分以上は細かい舞台設定等なので、手っ取り早く人物紹介
だけ見てくださっても支障はありません。

舞台


・西日本のどちらかといえば都会を想定しています。
・洋物は少しだけ高価。和装が標準的ですが、洋装の人も見かけます。
・携帯電話やパソコンは上流階級の持ち物。テレビの普及とともにラジオが淘汰され始めています。

学校組織


※組織について明るくないのでおかしいところがあるかもしれません。見逃して頂けると幸いです。

・初等部、中等部、高等部を持つエスカレーター制の学校です。ここでは高等部についてのみ扱います
・高等部の生徒数は1000人程度。そのうち普通科は800人弱(1学年44~45人6クラス)、軍/事科は200人余り(1学年35人2クラス)
・学生寮があります。居住者は300人程度。希望制。
・校則はとっても緩い。私服で通学している人もいます。
・特別科にのみ設置されている委員会が多数あります。学生軍内部関連の仕事がそれらの委員会に割り振られています。(後述)

以下、軍/事科についての説明。
・軍/事科が設置されて2~3年経過しています。今軍/事科にいる生徒のほとんどは普通科から異動してきました。一方で、経済事情により軍/事科になら通えるという編入生も少なくありません。
・部隊の区別なく行う基礎体力作りは体育の授業のみです。その分、各部隊ごとに専門性の高い訓練に多くの時間が割かれます。そのため部隊によって能力の偏りが大きいです。目指せスペシャリスト。

部隊ごとの説明。まずは図解




(1)司令部隊
・学校の最高司令官は指令部隊長で、他4人の指令部隊員がいます。
・指令部隊員5名のみが支部における軍上層部との会合を行います。その会合で黒軍への遠征や迎撃の指令を受けたり、指令実行報告したりします。
・週に1度司令部隊に各部隊長が加わる会合があります。その週の訓練内容、軍上層部からの指令伝達、遠征や迎撃の日程確認、他の学校との合同演習の日程確認などが行われます。各部隊からの報告、進言もこの場で行われます。
・戦/闘時は最後方に陣を張り、通信部隊からの報告を基に作戦を練ります。武器を持ちますが前線には出ません。
・平時は訓練内容の見直しや軍上層部との会合、兵法の勉強を行います。

(2)参謀
・特定の責任者がいない部隊です。
・他部隊への干渉権限を持っています。指令部隊からの許可を得て、他部隊(指令部隊含む)への助言を行います。
・戦/闘時は指令部隊と同じ行動です。
・平時は兵法の勉強の他、委員会(7)の管理を行っています。

(3)一般部隊・騎馬部隊
まずは図解。上下関係を見える化するための目安ですので小隊数、人数は実際のものと異なります。



・一般部隊は10、騎馬部隊は5の小隊から編成されます。小隊の人数は両部隊とも小隊長含めて7人です。
・各小隊に小隊長がいます。小隊長のうち一人が部隊長として部隊全体をまとめます。
・平時は小隊ごとに訓練を行います。訓練内容は小隊長に一任されています。
・週に1度、部隊内で会合があります。小隊長が集まり、各小隊の進捗報告を行います。

(4)救護部隊
・最も女子が多い部隊です。
・戦/闘時は安全な場所に陣を張り、自力で帰ってきた負傷者を手当てし、送り出します。武器を持ちますが原則前線には出ません。しかし、例外的に一部の生徒が勝手に前線に出て治療を行っています。
・3年生、一部の2年生が重傷者の担当、2年生、1年生が軽傷者の担当をします。
・平時は医/学や薬/学についての勉強を行います。
・専門技術を要するので、支部下での他学校の救護部隊との勉強会が頻繁に行われます。勉強会では免許を持つ医/師や軍/医が招かれます。

(5)通信部隊
・唯一インカムが支給される部隊です。
・前線の一般部隊・騎馬部隊(3)に付いて回り、戦況を見て逐一インカムを用いて後方で待機している隊員に連絡します。連絡を受けた後方の隊員は司令部隊(1)・参謀(2)に報告を行います。今後の動きについての指令を指令部隊・参謀から受け取った後方の隊員が前線の隊員に連絡します。
・戦/闘部隊に付かず、諜報部隊(6)とともに偵察部隊となる場合もあります。
・一般部隊・騎馬部隊の各小隊及び諜報部隊につき2~3人の通信部隊員が付きます。
・平時は通信機器についての勉強の他、戦/闘訓練を行います。

(6)諜報部隊
・白軍の他支部の動きや黒軍の動き、赤軍の実態調査、学外の要注意人物などを調べます。
・戦/闘時は少人数に分かれて通信部隊(5)と共に偵察を行います。斥候ともいうのかな。
・平時は諜報活動の他、戦/闘訓練を行います。

(7)各種委員会
・学生軍内部の仕事を分担して行います。各委員会に責任者が設定されています。委員会活動は参謀(2)が管理しています。
・指令部隊・参謀以外のほとんど全員が何らかの委員会に所属しています。
・部隊や学年に関係なく委員会に配属されます。配属される際、参謀から指定されることもあれば、希望を出すことも可能です。
・活動時間は朝、昼、夕のいずれか(一日に複数回活動しても構いません)で、活動日は委員会ごとに異なります。
・兼任ができます。
・辞めることはできますが、所属していた委員会の活動内容について守秘義務を負います。
・委員会数が膨大です。そのため委員長が集まる会合はありません。参謀と個別に連絡を取ります。
・透明性が低く、他の委員会がどんな活動をしているのかわかっていない場合があります。

委員会の例。ほんの一部。
・雑務委員会…雑務部隊と同。戦/闘現場の事後処理を行います。
・人/事委員会…暗/殺部隊と同。カモフラージュのため名称をぼやかしています。内部の不穏分子を特定、排除します。排除方法は退学処分など、比較的穏便な形です。
・会/計委員会…指令部隊(1)と協力して各部隊の予/算/運/用を管理します。年度末は各部隊からの決/算報告と次年度の予算配分で忙殺されます。


人物紹介


田中 智恵(たなか ちえ)
3年。指令部隊所属。人/事委員会(暗/殺部隊)、雑務委員会所属。美しい金髪に赤眼。右耳にピアス。武/器は刀。
クールに見られがちだが勝負事が好きで熱くなりやすい。人心の機微に聡く、他者の変化によく気が付く。
宗/教家の長女。実家暮らし。
(※宗/教について、実在のものとは一切関係ありません。詳細な設定もありません。)

佐藤 良(さとう りょう)
3年。一般部隊所属、一騎当千。人/事委員会所属。こげ茶の髪に緑の瞳。武/器は斬馬刀。
言動はそこそこ理にかなっているものの短気、口より先に手が出る。訓練を欠かさない。
貧/困/街に住む次男。最近まで会/社勤めをしていた。編入生で学がない。

音橋 香梨名(おとはし かりな)
2年。通信部隊所属。人/事委員会所属。艶やかな黒髪に赤眼(ピンクに近い)。左手にブレスレット。武/器は拳/銃。
独自の上下関係の基準を持ち、上の者をとことん慕い、下の者をとことん見下す。西/洋への憧れが強い。
洋裁店を営む良家の長女。実家暮らし。北の地域から越してきた転入生(学校へは通っていた)。

塞木 住吉(さいき すみよし)
1年。救護部隊所属、勝手に前線に出て救護活動をしている。人/事委員会所属。色素の薄い髪に灰色の瞳。大量のピアス。武/器はバ/ズ/ー/カ。
強い信念を持ち度胸がある反面、頑固。憎まれ口をよくたたく。
海関係の仕事をする家(詳細未設定)の長男。姉がいる。寮暮らしだが頻繁に家族と会っている。

華栄 禄(はなばえ ろく)
1年。救護部隊所属。こげ茶の髪に紫の瞳。太ももに刺青。武/器は長/槍。
人懐っこいお調子者。飽きっぽい。人を困らせるのが好き、いたずらが過ぎて嫌われがちだが気にしていない。
貧/困/街に住んでいた編入生。寮暮らし。