【設定】黒軍設定 | 夜明けまで

夜明けまで

(ブログ名がスキン・デザインの名前をそのまま借りただけなんて今更言えない)



必要に応じて順次追記、変更していきます。
隅から隅までフィクションです
半分以上は細かい舞台設定等なので、手っ取り早く人物紹介
だけ見てくださっても支障はありません。

舞台


・東日本のそこそこの田舎を想定しています。
・洋物はまだまだ高価。和装が標準的です。
・携帯電話やパソコンは上流階級でも見たことない人もいるぜいたく品。テレビは中流階級の持ち物。ラジオや新聞が人々の情報源兼娯楽。

学校組織


※組織について明るくないのでおかしいところがあるかもしれません。見逃して頂けると幸いです。

・初等部、中等部、高等部を持つエスカレーター制の学校です。ここでは高等部についてのみ扱います
・生徒数は高等部は400人程度。そのうち普通科は300人強(1学年35人3クラス)、軍/事科は100人弱(1学年25人1クラス)
・学生寮があります。居住者は100人程度。希望制。
・校則は厳しめ。アルバイトは禁止です。男子の制服は第一ボタンまでしか開けてはいけません。女子の頭髪は肩にかかる長さなら結んでください。
・委員会と部活動は普通科にのみ設置されています。しかし、武/器/庫の管理を行う倉庫委員会(名称仮)と、馬の世話を行う飼育委員会(名称仮)は特別科が担当します。また、保健委員会は普通科と特別科とをまたがって設置されています。

以下、軍/事科についての説明
・軍/事科が設置されて7~8年経過しています。今の高等部3年生は初等部1年生のころは普通科にいました。
・体育の授業の他に、部隊に関係なく基礎体力作りの時間が設けられています。そのためどの隊も体力が高めです。目指せジェネラリスト。
・雑務部隊(軍/事処理班)は設置されておらず、各隊の1年生、2年生がその仕事を行います。
・暗/殺部隊は設置されていません。

部隊ごとの説明。まずは図解



(1―1) 参謀・参謀補佐
・学校の最高司令官は参謀です。サポート役として参謀補佐を1年生、2年生から1名ずつ選出しています。
・参謀と参謀補佐の3名のみが支部における軍上層部との会合を行います。その会合で白軍への遠征や迎撃の指令を受けたり、指令実行報告したりします。
・戦/闘時は最後方に陣を張り、情報管理部隊からの報告を基に作戦を練ります。武器を持ちますが前線には出ません。
・平時は訓練内容の見直しや軍上層部との会合、兵法の勉強を行います。

(1―2) 司令部
・参謀と参謀補佐に各部隊長を加えたものです。
・作戦を考えたり、学校を動かすのはあくまでも参謀および参謀補佐です。部隊長らは参謀らの意向確認をするだけの簡単なお仕事です。
・週に1度司令部の会合があります。その週の訓練内容、軍上層部からの指令伝達、遠征や迎撃の日程確認、他の学校との合同演習の日程確認などが行われます。各部隊からの報告、進言もこの場で行われます。

(2)一般部隊・騎馬部隊
まずは図解。上下関係を見える化するための目安ですので小隊数、人数は実際のものと異なります。




・一般部隊は6、騎馬部隊は3の小隊から編成されます。小隊の人数は両部隊とも小隊長含めて5人です。
・各小隊に小隊長がいます。小隊長のうち一人が部隊長として部隊全体をまとめます。また、部隊長は司令部として参謀とのパイプ役も務めます。
・平時は部隊全体での訓練のほかに、小隊ごとに訓練を行います。その際、訓練内容は小隊長に一任されています。
・週に1度、部隊内で会合があります。小隊長が集まり、各小隊の進捗報告を行います。
・馬の世話をする飼育委員会は騎馬部隊の1年、2年が主に担当します。

(3)救護部隊
・最も女子が多い部隊です。
・戦/闘時は安全な場所に陣を張り、自力で帰ってきた負傷者を手当てし、送り出します。武器を持ちますが前線には出ません。
・平時は医/学や薬/学についての勉強を行います。
・専門技術を要するので、支部下での他学校の救護部隊との勉強会が頻繁に行われます。勉強会では免許を持つ医/師や軍/医が招かれます。

(4―1)諜報部隊
・戦/闘時は通信部隊(4―2)と情報管理部隊(4―3)に分かれます。
・平時は通信部隊・情報管理部隊の区別なく総員で諜報活動を行います。黒軍の他支部の動きや白軍の動き、赤軍の実態調査、学内外の要注意人物などを調べます。

(4―2)通信部隊
・情報管理部隊と前線部隊との通信を行います。
・前線の一般部隊・騎馬部隊(2)に付いて回り、戦況を見て逐一後方に持ち帰り、情報管理部隊に伝えます。そして今後の動きについての指令を情報管理部隊から受け取って前線に持って行き、一般部隊・騎馬部隊に伝えます。通信機は未発達なので馬で前線部隊と情報管理部隊との間を往復します。一般部隊・騎馬部隊の各小隊につき1人の通信部隊員が付きます。

(4-3)情報管理部隊
・通信部隊と参謀との連絡を行います。
・参謀のそばに陣を張り、通信部隊からの報告を一挙に受け取ります。それらをまとめ、参謀に報告します。その後、参謀・参謀補佐から受け取った命令を通信部隊に伝達します。the伝言ゲーム。
・通信部隊に欠員が出た際、それを補って前線に出ることもあります。


人物紹介


篁 誠治(たかむら せいじ)
3年。参謀。色素の薄い髪に赤眼。武/器は日/本/刀大小、本人は双剣と言い張るがどう見ても刀2本。
いつもにこにこしているが世間擦れしていて隙がない。面倒見が良い一面もある。
商社を営む良家の長男。実家暮らし。

雅 虎之助(みやび とらのすけ)
3年。騎馬部隊長。赤茶の髪に灰色の瞳。眼鏡。武/器は機関銃。
どんな時も堂々としている。人並み外れた精神力。教育熱心で甘くはないが優しい。学問と一流品が大好き。
篁傘下の商社を営む家の長男。寮暮らし。

宇佐見 七郎(うさみ しちろう)
2年。情報管理部隊所属、独自の情報網を持ち一人で千人分の諜報活動をする。こげ茶の髪に碧眼。武/器は仕込銃で、一見すると矢立。
人懐っこく自由気まま。校則違反常習者。目が良く耳が良く土地勘もある。病弱気味。
貧/困/街に住む編入生で学がない。

膳 梅雪(ぜん うめゆき)
2年。救護部隊長。艶やかな黒髪に金色の瞳。武/器はチャクラムで、普段は髪留めにしている(危ない)ほか指輪型も持っている。
パワフルで情に厚い姉御肌。料理が得意で勝手に保健室に七輪を置き、腕をふるっている。
薬屋を営む家の長女。寮暮らしだが頻繁に実家に帰っている。

武下 愛子(たけした あいこ)
1年。騎馬部隊所属、雅隊。青みがかった黒髪に碧眼。右目の下に泣き黒子。武/器はサーベル。
生真面目な性格だが本人は計算高いと誤解している、自分に厳しい未熟者。オーバーリアクション。
牧場を営む家の長女。実家暮らし。