あたしゃ、オリンピックだろうが、WBCだろうが(WBCはアメリカが作り上げた茶番なのだが、それの話は措く)、ワールドカップだろうが、一度たりとも

ガンバレ、ニッポンビックリマーク

と応援したことがない。


ええどうぞどうぞ「非国民」と呼びたくば呼んで下さい。

しかし、今回のパラグアイ戦、不覚にも、涙。涙

すでに、延長終わってPKになった瞬間に、涙腺が緩む。

だって……PKってあまりにも「残酷」極まりない勝敗決定方法ではないか。

いくら周囲がフォローしても、彼ら(日本もパラグアイも)選手自身は、否応なく、とてつもない重圧を背負わされてしまう。

それまでは「チーム・プレイ」で行なわれていた競技が、この瞬間に、「国を背負った(背負わされた)個人の闘い」になってしまう。

もう、あたしゃ、延長戦の30分(いったい、この試合で選手たちは何Km走ったのだろう?)終了を告げるホイッスルが鳴り、PKと決まった瞬間に、

どっちが勝ってもいいよビックリマーク

と思いましたわ。

つくづく思いますわ。残酷だわ、PKって。

例えば、高校野球ならば「引き分け再試合」があり……

(物議を醸してるし、チーム・プレイでもないが)相撲なら「同体につき、取り直し」という方法があり、

そして(あんま詳しくないし、チーム・プレイでもないが)テニスなら「サスペンデッド」という形があり……
いずれにせよ試合の形で黒白を付けるのがスジのように思われる(あ、「黒白」って「こくびゃく」と読むように)。

バスケだったっけ? ハンドボールだったっけ? アメフト? 「したり顔」すると地獄を見るけど、とにかく「先に1点取ったほうが勝ち」という「サドン・デス」という決着法もあるが……それは、点を取りにくいサッカーには不向きか……

ちなみに、早速、某ヤホーのニュースでは、
「日本 PK戦で敗退、8強ならず」
なんてえタイトルの記事が掲載され、それだけでなくわざわざ、ペナルティ・キックに失敗した駒野選手の写真までご丁寧に掲載してやがる。
やだねえ、あ~やだやだ。こういう「村八分」文化の島国根性

イヤなものを見てしまった。

が、実際問題、明日(正確には木曜日)からは、マスメディアでワールドカップのニュースが報じられることがほとんどなくなるだろう。

岡田監督の去就問題も含め、まさにこれから、メディアやネット上の言論(いや「言論」という単語を使うことさえ憚られる)のバカさ加減がガンガン現れてくるぞ、と思う。

クソみたいな話はもうやめよう。

ここは爽やかに戻りましょう。

日本代表の選手たち、岡田監督、コーチ陣、その他スタッフ、お疲れ様でした。

同様に、パラグアイの選手たち、決勝トーナメントでの健闘をお祈りします。


附記:
あの~、繰り返しになりますが、前の記事に書いたとおり、我が友人たちよ、携帯に連絡ちゃぶだい。
(stone および、ペーハー関係は、ほぼリカバリ完了でございます。てか、GGもATACKも、元メンバーって、哀しいけど、これ、ほとんど読んでないのよね