Sunday Morning

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Sunday Morning by Euge Groove iTunes Store

爽やかで女性的ともいえる前半、力強く男性的な後半が好対照なSmooth Jazz Saxophonist Euge Grooveの最新作Sunday Morning。曲目は以下の通り。

1. Get Ready
2. As You Like It
3. Say My Name
4. Yes
5. Sunday Morning
6. All for You
7. Gospel Truth
8. Tenderly
9. On Your Knees
10. Babylon

僕は以前からEuge GrooveのSaxの音は「ハスキーメタリック」な音だという印象を持っている。
メロウさと優しさを醸し出しているともいえる音は今作の前半部の曲の爽やかさと相まって
とても女性的な印象だ。EugeのブロウもかなりマイルドでJessy Jよりも女性的だと思うほど。
昨今のSmooth Jazzの流行らしくメイン楽器の音の美しさを際立たせるアレンジであり、バックは控えめ。
今作もEugeはPaul Brownを共同Producerとして迎えているが、アレンジなどの個性は前作Born to Grooveと
同じ印象であり、メインメロディ以上にブリッジ部分がメロディアスなのは彼の強烈な個性である。
6曲目のSunday Morningまでがマイルドで7曲目から力強く男性的なブロウになるのが面白い。

Vocal曲は5曲目でゲストDax Reynosa(新人かベテランかちょっと不明なR&B Singer)EugeのSoprano
と良いセンチメンタルな雰囲気を醸し出している。バックはEugeのいつものメンバーPaul Brown(Guitar),
Roberto Vally(Bass), Lenny Castro(Percussion), Michael Egizi(Organ (Hammond))の他に
String Arrangementでフランス人Philippe Saisse(この作品もか!!!)参加している。

正統派R&Bタッチスムースジャズはやはり良い。Fusionみたいだって?いや、よく聴いてみて、
違うから。

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