裏ゴリラ

素晴らしい過疎ブログへようこそ。

意味がほとんどわからないかもしれないマニアックなブログです。

↓ここで音楽やってます。よろしければ、お願いします。

http://musictrack.jp/user/14394


Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

新曲公開 ~Love Tactics~

シコシコ新曲作ってました。







まずは、お聴きください。









Love Tactics











あまりにも裏ゴリラ書かねえと、

ゴリラ、裏ゴリラ飽きたのかと誤解を受けますね。






ええ。





正直、飽きました。





ホントです!







あっははは・・・

なんと失礼な奴だろう僕は・・・

けどね、ホントに大好きな事は飯を食うのも忘れてやるほうで。

ちょっと飽きたらこんなもんです。

ひどい奴ですね。まったく。

さて、今回はずっと作っていた(love tactics)を公開しました。





最後の最後までミックスで試行錯誤したんですが、

その理由としては、なかなか分離がうまくいかなかったから。

エレクトリックピアノ、ワウギター、男女2名のボーカル+それぞれ男女2名のコーラス、

そしてオルガン、ブラスと、シンセパッド。



ううん・・・・・高級DAWを使えば、

もしかしたらなんもしなくても各パートがはっきりと聞こえるもんなのかな?

これを1音1音しっかり聞こえるようにするために、

けっこう試行錯誤し、

自分でもいろいろ発見しました。









★発見その1

パート数が多い楽曲は、60ヘルツ~600ヘルツくらいの低音から中音にかけて分厚くなる。

そうそう。

例えばストリングスやシンバルといった高音の楽器でも、音波の成分には、

ちょっとは低い音、そしてとっても低い音が含まれてるのです。

もちろん、ボーカルやギターという、中間の音域のパートにも。

さらには、バスドラムやベースにも、低域の周波数は含まれてます。

一方、バスドラムやベースのような低音楽器には、

あまり高音は含まれてませんね。

あっても、ほんのちょっとです。

これが、5トラックぐらいの楽曲でしたらあまり気になりませんでしたが、

今回の曲は20近いトラックがあり、

それぞれのトラックにちょっとずつ含まれる低音があつまって、

チリも積もればなんとやら・・・

最終的に出てきた音を聞くと、

低音だらけでブンブン言って、とても聞けたものではありませんでした。

もちろん、各パート、50ヘルツくらいからカットするようなEQをかけているのに、です。

そこで、マスターフェーダーのEQを使って、

楽曲全体の低音から中音を、

ガッツリとカットしました。

こんなに下げちゃって大丈夫?と思うくらい、ガッツリと。

それでもしっかりとベースやBDが聞こえているので、

これくらいやって、ちょうどいい、のかな?

と思いました。

マスターフェーダーのEQをこんな風に派手に使ったのは初めてです。











発見その2.楽器は高い音が目立つ

これは僕の耳だけかもしれませんが・・・

今回は、エレクトリックピアノが曲の屋台骨をつくっているので、

なんとしてもこれをしっかりと聞かせたかったのです。

しかし、再生すると、他のパートにかき消されて、

まったく聞こえません。

ボーカルに近い音階を演奏しているんです。エレピ。

表示上は、かなりの音量を出しているにもかかわらず、です。

そこで最初はEQを使って、他の楽器の隙間を縫うようにして、

エレピのピークを500ヘルツくらいに持ってきたのです。

オルガンは800から1500くらいがピーク、

ギターは900くらいがピーク、

そしてベースは100くらいがピークだったので、

500周辺は空いてるように思ったのです。


そしたら・・・・

理論上は、たぶん、あいてる隙間を縫うように耳に飛び込んでくるはずが・・・・

ますます聞こえなくなりました。

それで、その方法はあきらめて、今度はイチカバチか、

高音で鳴らそうと思い、まず、エレピのEQをフラットにし、

ちょっとだけ2キロ以上全体を持ち上げました。


そしてボリュームをバカデカに。

当然、エレピの音しか聞こえなくなります。やかましすぎて。


そして、今度は逆に、

他の楽器であるオルガンやギターやベースのピークになっている周波数を、

ピンポイントで、細~く下げていったのです。

けっこうガッツリ下げましたよ。それぞれ8デシベルくらい。



すると、ベースやギター、オルガンが聞こえ始めました!

しかも、エレピの原音、そこまで変質しませんでした。

さらに、左右に音場を広げるエフェクタを使っても、

分離はしっかりと出来ていました。


そこで、いいかんじまでボリュームを下げて、

ミックスの出来上がりです。



こんな作業をしたのは初めてです。

今まで作ってきた曲はあんまりパート数が多くなかったので、

ある意味、なんもしなくても分離できていたんでしょうね。



終わり

新しくなるキミ

今回は、複数のブログに同じものを書いてます。
1.music track
http://musictrack.jp/musics/28785
2.mixi
”ゴリラ対タイヤキ”名前で登録
3.裏ゴリラ
http://ameblo.jp/gorillavstaiyaki/
4.楽天ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/itsukakimito/

さてと、酒を飲んでます。
酒ってダウナー系だから、
こういう文章をすらすらすら~っと書くには向いてないんですよね。
ついついまんどくせ、なんておもっちゃいます。

さてさて、今回は素晴らしい作詞家黙然さんと、
シンガー悠家さんが作り上げた曲を、
アレンジするという形で参加させていただきました。

新しくなるキミ、という曲です。
よろしければ、どうか、お聴きください。

http://musictrack.jp/musics/28785

いきなりなんなんですが、
小技紹介からいたします。
裏ゴリラ風ですね。

1.ストリングスのフレーズを逆回転で流した。

2番の歌が始まる直前です。
いつかやりたかった、逆回転です。
今まではシンバルしか経験ないですが、
今回は、フレーズをまず作り、
それをMIDIで、逆の順番でに音符を配置し、
オーディオ化してから、
リバースしました。
といっても、一瞬です。

2.テープ音源を使った。

昔々、僕が生まれるより昔。
メロトロンという楽器がありました。
それは、バイオリンやフルートの音色をテープ録音し、
キーボードを演奏するとそのテープを再生して、
音声を出力するという、
この世にはワンアンドオンリー的な、
アナログ・サンプラーとでも呼べるべき楽器なのです。
2番の、Dメロ【あきらめないしぶとさ】のバックで使ってます。
フルートと、ストリングスの2和音です。

3.自作SEを作ってみた。

これは、1の逆回転の直前で出てきます。
すばやいフレーズです。
高速なアルペジオで、
一瞬で消えます。

4.一瞬だけ32分音符を目立たないように使った。

2:19のところです。
曲中で、2回だけ、スネアを32分音符がらみのフレーズにしたのです。
しかし、鳴らしたのは3連符っぽい休符がらみなので、
連打ではないのです。
気づかれないように、ほんの1%ほどだけ、ツーステップの要素を盛り込んでみました。

5.アコギの音のコンプ

曲の最初から最後までを支えるアコギ。
とくに、前半は弾き語りっぽい構成なので、
ハデなコンプを使うことは許されません。
余韻が波打って、わざとらしくなってしまいますので。
いや、それ以前に、歌とアコギしかない部分でハデなコンプを使うと、
ダイナミクスが殺されてわざとらしく聴こえてしまいます。

しかし、このアコギは、ハイハットにも似た、ビートを刻む役割があります。
他の楽器が入ってきても、ジャキジャキしたアタックは殺したくありません。
なので、アタックを遅らたコンプを薄くかけて、
音の立ち上がりの(ジャキっ)とした感触を強調しました。

設定値は控えめにして、サスティーンが消えて無くなるところは、
すなおに消してやってます。

6.ボーカルのオートメーション
最後の最後、バンドサウンドで、
じゃーんとやってます。

ボーカルにはリミッター、コンプを数回にわたって使ってますが、
設定値をそのまんま、最初から最後まで通すと、
前半がでかすぎて、バンドのサウンドになったときにはかき消されてしまいます。
そうならないように、後半のバンドサウンドをバックに歌うときは、
コンプの設定をハデにし、なおかつもうひとつ、別のリバーブをかけました。

きづかないでしょ?
気づかれると僕の負けなのです。

けど、こういう処理をしないと、
上記したように、弾き語りの時はやかましすぎて、
後半には聴こえなくなってしまうのです。





さて、小技紹介はここまでにします。
とにかく、お聴きいただければサイワイです。
黙然さんの詞の世界と、悠家さんの、
どこまでもまっすぐなボーカリングをお楽しみください。

マーチ!!!

吹奏楽のマーチと、

現代のビートを合わせるというのがテーマの、

あるパチンコ屋さんのオープニングの曲を作ってます。

今回は、想定が家庭でのリスニングではなく、

お店のスピーカーから流すものなので、

音圧あげをやる必要がないと思ってます。

店側で音量をコントロールするってだけなのでね。

むしろ、演奏される楽器が増えるごとに音が大きくなり、

楽器が減るごとに音が小さくなるというダイナミックレンジを利用した曲作りをしてます。


とはいえ、音が集まるサビっぽい部分ではなんと+6dbにもなってました。

マスターフェーダーを6下げれば、

クリップ解消されて終了なんですけどね。

けど、それもなんだか納得いかなくて、

EQで可聴範囲外の周波数帯を削ってみたところ、

+3.6dbまでピークを下げることが出来ました。


屋内のダンスパーティーなんかで流すのなら、

20ヘルツ以下の音も入れてやって、

壁とか床とか天井とかテーブルとかを、

(むぃーーじぃーー)

なんて揺らす演出もアリかと思うのですが、

今回は屋外で流す想定なので、

超低音の存在は、

単にスピーカーの寿命を縮めるだけだと思いましたので、

割り切ってカットしました。

とはいえ、僕の持ってるDAWのEQでは、

マイナス20dbまでしか削れないので、

削りきれなかったぶん、

やっぱり超低音が少しは入っていますけどね。

p.s.

cubase studio 5に同封されている、

groove agentっていうドラム音源、

たぶんあれ、EQ使ってない生の音も入っているんだと思います。

キックなど、そのまま使うと、

僕の作業デスクがぶんぶん揺れましたので。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>