ちいさな人たちの 焚き火が 好きです
早く つけなきゃ
うまく つけなきゃ
から 自由になっている感覚が たまりません
Yくんと Tちゃん
せっかく新聞に 火が付いたのに
― わあ! 緑の煙が出た!
― 悪いことが起こるかもしれないから 消した方がいいよっ!
ああ 消しちゃうんだ この人たち …
という時の
そんな感覚が 好きでたまらないのです
僕は
その様子を よくよく 見させてもらっては
真冬日の森で
一日 活き活きと過ごすコツを
たんまりと いただいているのです