のぞきこむ

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子どもの頃

 

いつもの あの淵に

 

ナマズの影が 見えやしないかと

 

のぞきこんでいた感覚で

 

 

大人になった 雨あがり

 

あの葉の上に

 

雨後の真珠が 転がってやしないかと

 

のぞきこむ

 

 

人は 生きる日にちを 重ねると

 

葉っぱの質感や

 

雨粒の質感も

 

自分の中に 貯まってゆくのです

 

 

 

 

 

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山のお弁当タイム

 

 

10年前のお弁当日は

 

お母さんが作ってくれた お弁当を持って

 

森に出かけた Aくん

 

 

今は

 

自分で詰めた お弁当を持って

 

山に登る Aくん

 

 

10年後は どうかな?

 

想って 想ってみて

 

自分のできることなんて

 

ほんのちょっとだけだと 気づけば

 

 

Aくんのためにはたらくことは

 

きわめて シンプルで

 

 

Aくんのこと

 

どこまでも 認めたい

 

 

 

 

 

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夕暮れのプリンシパル

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虫が好きだとか 苦手だとかは

 

ひとまず 置いといて

 

 

夕ぐれ時の

 

クモのダンスは

 

ため息が出るほどに 美しい

 

 

僕は

 

そういうこと 真ん中に置いてみて

 

穏やかに 話したい

 

 

 

 

 

 

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人を磨くもの

テーマ:

 

 

台風の雨風が 治まった 野を歩くと

 

 

― あの雨風の中 ようく 生きてたな

 

― 大変だったな

 

 

誰も彼もに 等しく 声を掛けたくなるような

 

 

そんな ちいさくて はかない命が

 

この世界に こんなにも

 

生きているのだということに 気づかされて

 

 

そんな感覚が

 

僕たち人を

 

人らしく 磨いてゆくのではないだろうかな

 

 

 

 

 

かもしれない

 

 

難病の子どもたちのためのキャンプ場

 

そらぷちキッズキャンプへ ―

 

 

今回は 病気と向き合って生きる子どもとその家族のキャンプ

 

僕は このキャンプの自然さが 好きです

 

 

ひとり

 

遅れてやって来る Kくんファミリーの到着を

 

ちゃんと こんなふうに 待っている

 

僕は このキャンプのスタッフの情熱が 好きです

 

 

生まれてくる人には

 

選べないことが たくさんある

 

 

あの人のことは 私のこと

 

私のことは あの人のこと

 

 

かもしれない

 

かもしれない と

 

想像しながら

 

私の道を 歩く

 

いろんな人と 歩く