40年間ラットレースなんて、しんどい
- 僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)/木暮 太一
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富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て
現在はフリーで活躍されている著者が現代のビジネスパーソンに語りかける
本当のこのままの働き方でいいのか
強烈なメッセージがそこに隠されている
そんな内容だったのではないかと感じます
誰だって、給料は上がっていって欲しいし、
何で給料が増えないのか
頑張っているのに、成果が伴わない現実に不満を持っている方も
多いのではないかと感じるのですが
その仕組み、世の中のことを理解していくと
なるほど、今のまま頑張ったところで望むだけのものは
手に入らないことがこの本を読むことで実感することになります
学校で一生懸命頑張って100点をとりまくったって、
そこに必ず幸せが来るとは限らず
サラリーマンとして成果を出したからといって、いつも満足するだけの
収入が自分の手元に入るというわけでもなく
このあたりが単純にはいかないところで、まぁ、うまくいかないものですね
なぜ給料があがらないのか
人間の物欲というのはスゴイものがあって、お金に関しても
これでもかっていうくらいに執着する人も見受けられるのですが
単純に成果を2倍出したところで、
自分の給料が2倍になる企業というのは
本当に少ないのではないかと思うわけです
また、もらっている給料に不満があったりもして
転職や独立する方も増えてきているのではないかと推測するのですが
この本を読んでの最大の収穫のひとつに
給料があがらない問題は、転職や独立で
解決するものではないということ
もっと根本的な部分をきちんと把握することは社会人として
資本主義のなか生きていく私たちに必要なことだったりするのではないかと
そんなことに気づかされるわけであります
小学生であれば、お母さんにねだれば
お小遣いがもらえるのかもしれませんが
社会人であれば、誰だって結果を出さねばならず
会社からすると、サラリーマンは労働者であり
経費の一部であるということに
もっともっと強く認識する必要があるのだと思います
「給料=必要な経費の平均」、
会社が必要な分だけお金を労働者に渡している
言いかえると、必要でないお金を労働者に支払う会社は
大企業であれ中小企業であれ同じで、払うことはないということ
成果を出したからといって、必要経費が跳ね上がるということは
考えにくいですから、結果的に給料があがることはないんですよねぇ~
だから、なおさらですが、
自分の価値をあげること、あげつづけること
この作業をきちんと行っているか否かで、
人生というのは大きく変わるし
資本主義で短期的に儲けただの損しただの騒ぐ人もいるでしょうが
最終的には、着々と自分自身を積み上げていった人が強いし
そういう人には敵わないということを意味していると思いました
いつまでも成果の出ない頑張りは、
私もしたくないですからね
この本を読み終えて、再度そんな自分を
見つめ直したくもなりました
追われるより、追ったほうがいい
あぁ、恋愛なんかもそうなんじゃないかなぁ~
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