ライフネット生命社長の常識破りの思考法　ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい！＠出口治明

弱った日本が世界に勝つ答えがここにある

ライフネット生命社長の常識破りの思考法　ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい！/出口治明: ￥1,575; Amazon.co.jp; 第二次世界大戦後初、日本国内では74年ぶりに内外の保険会社を
親会社としないで設立された独立系生命保険会社である
ライフネット生命株式会社代表取締役社長であり、数多くの著書も書いていらっしゃる
出口治明さんの新刊ですが、まさに人生は「旅」と「読者」から学んだということで
今の日本の若者に喝を入れる、そんな一冊ではなかったかと思います

前著の『思考軸をつくれ』を拝読し、その記事をTwitter上で流したところ
著者である出口さんからコメントをいただいちゃって、本当に嬉しかったですね
これぞ、読者冥利に尽きるってことで

昨今の若者はというか、新卒のみなさんのアンケートか何かのデータを
テレビで観たことがあるのですが
今の若者は、一度入った会社で一生を過ごすことを求めていて
それと、海外赴任には消極的だそうで
そんなことで世界に勝てるのかなんて
まぁ、私も海外赴任の経験はないですが

今の世の中、本当にたくさんの情報が飛び込んできていて
そのすべてをキャッチするのは難しいと感じるのですが
その中から、本当に正しい情報や真意のあるものって
確かめるのも困難ですし、その情報がどこまで役に立つものなのかって
なかなかできないことなのではないかと思います

著書の中に書かれていることで、私も「そうなんだぁ」って
思わずうなずいてしまったことがあるのですが
日本にいると、中国では反日教育がされていて
どこもかしこも日本嫌いみたいな感情になっているイメージなんだけど
実際はそんなこともないみたいですね

まぁ、場所にもよると思いますが
一概に中国人がみんな日本嫌いってことでもなさそうで

私も、学生時代にニュージーランドに行ったことがあるのですが
日本でいろんな情報を集めたのですが
そのほとんどは役に立たず、現地でカタコトの英語で話して得た情報で
宿も格安で泊まれたし、おいしいレストランも教えてもらったし
やっぱり、行ってみないと分からないってことなんだろうと思いました

仕事でも、机上の空論ばかり会議なんかで議論されている光景を
目にしてきたこともありますが
やっぱり、現場の問題点は現場に落ちているんだなぁって
そんなことを思いながら仕事を進めていくことも多い気がします

人生って限られた時間の中で何をしていくかみたいなところがあるから
どうしても効率ばかりを求めてしまっている自分がいるのですが
やっぱり、体験することに勝るものはないんだなぁって
そんなことを感じながら読み進めていました

子育てにしても、昨今では習い事をたくさんさせている親御さんが
本当に多くって、土曜日なんか4つも5つもさせているような
それも、うちの息子くんと同じだから幼稚園生とかで
そんな感じで、もう、毎日が習い事のオンパレードみたいになって
ちょっとそれはどうかなぁって傍から見て思うこともありますね

そんなに詰め込んだら、子どもが可哀想だよぉって

私は、この本を読んだからってわけでもないですが
今のうちに、まだ息子くんが親についていく時期に
いろんな体験をさせてあげたいなぁって思って
いろんなところに連れて行くことにしています

この間行った、建設中の東京スカイツリーなんかは
今は539mになったとか、最終的には634mになるとか口で言うだけでなく
実際に、その建設現場に行くことで539mを体感することができたわけですから
うちの息子くんなりに、想像以上に高くてビビッていましたねぇ
539mって高いんだなぁって、思っていたみたい