- 学校崩壊と理不尽クレーム (集英社新書 455E)/嶋崎 政男
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実際の教育現場にて、どのようなクレームが発生していって
どのように対応を迫られているのかとても分かりやすく書かれていて
現代の学校の状況を掴むことが可能なのではないかと思わせる一冊です
それにしても、こりゃぁヒドイなぁ
教育に関して、本当に様々な問題が山積しているように思えて
私自身も、いろんな教育関連の著書を読んでいたりもするのですが
この本に書かれていることが現実にどの学校でも起こっているとすれば
無条件に、学校の先生は大変だなぁって感じるのではないかと思います
いやぁ、あり得ないでしょう
「モンスターペアレント」と呼ばれたりする親がいて
我が子可愛さからか、学校や教育機関に対して
いろんな手口を使って、いちゃもんをつけたり自分に優位になるように仕向けたり
本当にいろんな親がいるものです
学校って、サービス業ではないかと勘違いしているのではないでしょうか
税金から給料をもらっているから
市民が雇っていることと同じことだみたいに考えている人も
なかにはいらっしゃるのかもしれませんが、学校というのは
その地域に深く根づいていて、サービスというよりもインフラのほうが
表現としては近いのではないかと感じます
受ける権利のあるものというより、その地域に必ず必要なものって感じ
似たようなケースで、病院とか消防とか救急があげられるのではないかと思います
これらも、病院や消防、救急のサービスを私たちが受けるのではなく
その地域になくてはならないもの、つまりは水道やガス、電気などと同じ
インフラではないかと思うのですが、風邪をひいたくらいで救急車を呼んだり
酔っぱらっただけで帰れなくなったからといって、119番に電話してみたりなんて
いろんな事例が出ていて、何て言っていいのでしょうか
いつから日本人は、こんなモラルのない人種になったのだろうって
悲しい限りなのかもしれません
いやぁ、悲しいなぁ
人間って、本来はもっともっと愛情があるっていうか
他人を思いやる心を持っているはずだと思うのですが
どうしても、自分に不利な状況になったときに
立場の弱い人を責めてしまうっていうか、なんか悲しいですね
教育の問題が本当に多く取り立たされていて
そこには、子どもと先生または学校と親という三角関係が成り立ち
それが、問題を引き起こした時に面倒になるというか
自体を複雑化させているようにも感じるのですが
楽しく学校生活を過ごすことが出来れば、ちょっとのことはいいんじゃないですかねぇ
細かいことばかり言う人は、嫌われますよ
日本全体で、子どもが健やかに育つことのできる環境を
大人たちが整えてあげる必要があるのではないでしょうか
自分の息子が他の大人に注意されたときに怒る親もいるそうですが
叱ってくださってありがとうっていうのが、本来の筋なのかも
そういう意味では、親のほうがが子どものころに怒られ慣れていないのかもしれませんね
私も、「モンスターペアレント」なんて呼ばれることのないよう
気をつけていきたいものです
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いつも感謝します
本当にありがとうございます
【編集後記】
上司がいる時しか仕事をしない人
上司が離席するたび、休息モードに入る同僚。ネットサーフィンをしながら自分のブログにログイン、更新が終..........≪続きを読む≫
いますねぇ~こういう人
誰がいるから仕事するとかしないとか、そんなこと関係ないじゃないですかねぇ
周りに流されない自分でいるべきだと思います
でも、上司がいない方が気軽に仕事できたりもして
やっぱり、人間というのは環境によって左右されるのでしょうか
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