私はあまり時差ボケしません | 動きと学びの冒険へようこそ!

動きと学びの冒険へようこそ!

ラーニングクエスト学習センターのブログです。

私はあまり時差ボケしないのですが、皆さんはいかがですか?


時差ボケが起こる理由は、私たちの身体の中には何億年もかけて

獲得した、時間を正確に刻み続ける体内時計が存在しているためです。

特に夜行性の哺乳類は、朝になるタイミングを予測しながら、夜に活動
するため、この体内時計システムが高度に発達しているのだそうです。
そして昼間に活動する人もまた、その祖先は夜行性の哺乳類ですので、
強力な体内時計を持っています。これが時差ボケの原因なんですね。


時差ボケしないマウスの開発に成功
-シフトワーカーの時差症候群治療薬の開発に期待-
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/131004_1.htm
【視交叉上核の約半数の神経細胞は、アルギニンバゾプレッシン(AVP)
を発現しています。また、この数千にもおよぶ巨大なAVP神経細胞群
は、AVP受容体であるV1aおよびV1b受容体も発現し、お互いの細胞
間で視交叉上核内の局所神経ネットワークを形成しています。しかしな
がら、この神経回路の機能はながらく不明でした。本グループは、V1aと
V1b受容体をともに欠損したダブルノックアウトマウス(時差消失マウス)
では、明暗環境を変化させたときに生じる行動リズムの時差が完全に消
失することを発見しました。マウスを飼育する明暗環境を8時間早めて
時差を起こすと、正常マウスでは新しい明暗環境に順応するのに10日
間程度を要しますが、時差消失マウスでは、瞬時に順応しました。(引用
終わり)】


さらに、時差が改善するのではないか、と考えました。そこで、V1aとV1b
受容体の拮抗薬を用いて、V1aとV1b受容体の機能を一時的に薬でブ
ロックしたら、時差を著明に軽減させることに成功したそうです。
そして、将来的には時差ボケの治療薬の開発も期待されるとのことでし
た。


私は飛行機などで移動するとき、座ったままブレインジムのフックアップ
やバランスボタン、DLRというエクササイズをやります。

DLRは他の人に見られても恥ずかしくないようにアレンジしていますが…。

DLRの統合メタファーは意外としっかりやっています。現在地と現地や、

出発地と現在地とを統合し、自分の中でひとつにするつもりで試みています。


前述したとおり、私はあまり時差ボケしないのですが、このようにゴソゴソ
と身体を動かしているのが良いのかもしれません。
それとも、だた単に体内時計の機能が弱いだけだったりして・・・



【ラーニングクエスト学習センターとは?】
発達障害などが原因で、学習や日常生活に困難を感じるお子さんのための教室です。
身体の動きと学びの関係について探求しています。

詳しくはこちら をご覧ください!