正月休み中のことです。
家のデスクトップマシンのハードディスクを交換しました。
なぜかといいますと、非常にふるーいハードディスクを起動ドライブに
用いていたからです。おもえば、独り暮らしを始める前。
実家暮らし時代に購入したHDDですから、かれこれ８年くらい前のものを
ずーっと使ってました。スペック詳細は覚えてはいないのですが、たしか、、、、
４０ＧＢ、５４００ＲＰＭ、キャッシュ２ＭＢ（５１２ＫＢかも）ＡＴＡ１００
というようなスペックでした。このHDDを組み込んでいた当時のマシンスペックは、
CPU900MHz、メモリ256MBでOSはWIN98でした。それを数年前に、
CPU2500MHz、メモリ512MB（現在1GB）、OSはWIN2000に変更しました。
このとき、グラフィックをATIのRADEON9000,256MBくらいにパワーアップしました。
しかし、HDDだけはそのまま流用。全体的に高スペック化させたのに、HDDだけ数年間、
古いままですごしてきました。ながーいことこのまま利用してきてしまったので、
このおかげで、システムスピードの足をながらく引っ張ってきていました。
なので、この冬に新しいHDDに入れ替えを行うことにしました。
しかし、買えるといっても問題があります。
ソフトウェアは大量に導入されています。また、ハードも増えています。
プリンタ、スキャナ、ＴＶチューナー、無線ＬＡＮ
、各種メモリデバイス用のインターフェース、光出力装備の音源用ボード。
ドライバもてんこ盛り。
これらをHDDを換装してセットアップとなると、
一体どれくらい時間がかかるやら、想像がつきません。
家で利用しているので、どのようにアップデートしてきたのか、
なにが標準的にいるのかなんていまさら分かりません。
正直めんどくさいんです。
そこでどうしようかなーと思っていたんですが、
よく大量のＰＣセットアップで行う、クローンコピーができないか、
考えてみました。実際のクローンとは若干違うのですが、
古いディスクの起動とプログラムにかかわるドライブをまるまるイメージ化。
そのイメージを換装したおニューのＨＤＤへと展開すれば、まあ動くだろうと。
これなら、ちょー楽。
この方法でHDD換装を乗り切ることにしました。
実際にHDDの現状を調べると、ものすごい巨大なサイズになってるのに
驚きました。500GBや1TBがわんさか。。。。こんなサイズは現在不要。
最小のサイズを調べると、パフォーマンスの良いのは80GBの模様。
まーびっくりしました。回転数も早くなってる。7200RPMが現在の主流なんですかね。
バッファは8MBも！うーん、もっと早く交換に踏み切ればよかったと思いました。
まあ、この80GBを乗せるにあたり、もともとの40GBのディスクイメージを
作成し、新しいHDDへ展開しなくてはなりません。これにはソフトウェアが
必要になります。この手のソフトウェア、たくさん出ているんですが、
結構高値なんです。会社で使ってたのはシマンテックのゴースト。
これは実際に購入すると高いらしい。いろいろ探していると、、、、
コンビニなんかで格安で販売している、ソースネクストのアプリケーションに、
『Acronis True Image Personal 2』というものがあり、HDDのイメージバックアップを
取りたいときに作成することが可能なものがあることを知りました。
こいつを調べていると、家庭で日々バックアップをとり、問題が起きたときに、
起きる前に戻すのがかなり簡単にできる。WEBをみると、限定された条件下ですが、
バックアップに1:34、復元に1:53で終了。こりゃー早い。
基本的にとらぶったときに元に戻す時に利用しますが、イメージ復元の起動は、
購入したときの『Acronis True Image Personal 2』のCDだけでブートが可能。
というわけで、こいつを使い、40GBのHDDをイメージ化。
イメージはこの40GBにそのまま作成。
新しいHDDをマスターに、古い40GBをスレーブに設定。
CDブートでイメージを新しいHDDに展開。
１時間弱。あっというまに換装作業が終了してしまいました。
交換後のPCは高速にOS、アプリが起動しますし、
スワップからの読み出しもスムース。いい感じになりました。
これを数日かけて入れ替えを行うと思うとぞっとします。
便利なものがお手ごろ価格になってたので、助かりました。
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