ウルトラマン第8話「怪獣無法地帯」
放送は1966年9月4日。
登場したのはどくろ怪獣レッドキング、

有翼怪獣チャンドラー、地底怪獣マグラー、

友好珍獣ピグモン、怪奇植物スフラン。


多々良島で繰り広げられる怪獣王決定戦。

その中でも群を抜いて強く格好よく有名なのがレッドキング。

デザインは成田 亨、造形は高山 良策 、演じたのは荒垣 輝雄。

レッドキングは当初は成田さんの指示により銀色のシルバーキングとして

高山さんは作っています。

それを現場スタッフが青と金のスプレーで彩色したものが完成品となりました。

成田さんも高山さんもその経緯を知らないということです。

レッドキングという名前はウルトラマンの当初の企画名「レッドマン」の怪獣王

というのが妥当なのか、あまりよくわかりません。

本編の企画・脚本の金城 哲夫は赤いキングコング風な怪獣を想像していた

ということです。

レッドキングは力が強いわりに、おつむがかなり弱いことを露呈し、

ウルトラマンにスペシウム光線を使わしめることもなく仕留められてしまいます。


ビリケン商会の30cm大の無彩色ソフビ。

これは自分で塗装しました。

ソフビ専用塗料Vカラーの金色をベースに青をエアブラシで吹き付けています。

造形は素晴らしいのですが、塗装はお粗末の一言です。

ベースに金色を塗ったのが失敗でした。黄土色でよかったかもしれません。
ホビぐるめ
ホビぐるめ
ホビぐるめ


エクスプラスの20cmサイズ塗装済みソフビ。

バランスが悪く顔もイマイチ。開封してガッカリしたのを覚えてます。

この時期のエクスプラスがリリースする作品はどれも今ひとつでした。

その後、格段に出来がよくなっていくのですが値段も比例して上がっていきました。
ホビぐるめ
ホビぐるめ


お気に入りのミニソフビ

特徴をよく捉えてデフォルメされています。

顔もよく似ています。
ホビぐるめ


チャンドラー

ウルトラQの第5話と14話に登場したペギラを改造した怪獣。

デザインは成田 亨、造形は高山 良策、演じたのは清野 幸弘。

高山さんがペギラに耳をつけて仕上げました。

ウルトラQはモノクロ放送でしたのでよくはわからないのですが、

体色はさほど変っていないようです。


エクスプラスの20cmサイズ塗装済みソフビ。

これは躍動感があってよく出来ていると思います。
ホビぐるめ
ホビぐるめ

チャンドラーはレッドキングに右の翼をもぎ取られて退散してしまうのですが、

この差し替えバージョンのギミックが泣かせます。

痛々しくてちょっとかわいそうですねしょぼん
ホビぐるめ

バンダイのウルトラ怪獣名鑑。

5cm大と小さいのですが、ジオラマ風によく作りこまれています。
ホビぐるめ


こちらがチャンドラーの元となったペギラ。

成田 亨デザイン、高山 良策造形の第一号怪獣です。

このペギラという怪獣、知れば知るほど素晴らしい怪獣だということがわかります。

ゴジラに匹敵するくらいの完成度の高い怪獣といっても過言ではありません。


エクスプラスの20cmサイズ塗装済みソフビ。

ウルトラQの怪獣は発売当時カラー版とモノクロ版の2種類が発売されました。

モノクロの方が雰囲気があったので、こちらをチョイスしました。

翼が若干小さいように思いますが、顔はとてもよく似ています。

他にビリケン商会のペギラを持っているのですが、塗装が下手っぴいすぎて

画像を載せる根性がありませんでした。
ホビぐるめ
ホビぐるめ
ホビぐるめ


マグラーは普段は多々良島の地中に潜んでいる怪獣で、

レッドキングとチャンドラーの激闘を見てビビってしまったのか

また地中へと消えてしまったため、根性なし怪獣と思われます(笑)。

着ぐるみはネロンガ の改造となっています。

デザインは成田 亨、造形は佐々木 明、演じたのは泉 梅之助。

ウルトラマンに登場する最初で最後の真っ黒い色の怪獣です。

バラゴン→パゴス→ネロンガ→マグラーと改造されたスーツは

あと一回改造されて東宝へ返されます。

最後に改造された怪獣は、次回登場します(‐^▽^‐)


エクスプラスの20cmサイズ塗装済みソフビ。
ホビぐるめ
ホビぐるめ


ウルトラQ第13話と第16話に登場したガラモンを

改造して作られたピグモン。

ほとんどガラモンと同じフォルムなので認知度、人気とも高い怪獣です。

デザインは成田 亨、造形は高山 良策。

ガラモンを演じた小柄な俳優 高橋 実が病気のためスーツを若干細工し、

小学6年生の子役が代役しました。


エクスプラスの20cmサイズ塗装済みソフビ。

これは少年RICの限定版で、スフランとセットになっています。

スフランのデザインは成田 亨、造形者は不明です。

ピグモンといえば、ピンクの風船が必須ですね(*^▽^*)

ガラモンと比べてちょっと全体的にショボくなった感じがよく再現されています。
ホビぐるめ
ホビぐるめ


こちらは奥田 茂喜さん原型のソフビ ピグモン。

決して似ているとは言えないのですが、独自の視点で作られていて

個人的にはすごく気に入ってます。
ホビぐるめ


バンダイのウルトラ怪獣名鑑

秀作だと思います。
ホビぐるめ


お気に入りのミニソフビ♪
ホビぐるめ


ガラモンは家にたくさんありすぎるので、あえて画像を載せませんでした。

ウルトラQ登場怪獣の中ではカネゴンと共に好きな怪獣なので、

別の機会に記事にしたいと思っています。