半年ぶりにして
2017年の初ブログ
これが渾身の4作目
『白い衝動』 呉 勝浩
ある少年
ある事件を裁くのではなく
それを取り巻く
現代社会に問題を突きつける
社会派ミステリ
自分の内から沸き起こる衝動
誰もが持ちうる心の働きであるけれど
もしも
「人を殺してみたい」
そんな衝動を抱えた少年がいたら
周囲の人たちは
受けとめることができるのか
１６年前に残虐な犯罪を犯した男が
刑期を終え
私たちの暮らす街にやってきたとしたら
社会は受け入れることができるのか
少年犯罪を取り扱ったという点では
『道徳の時間』の世界観に近いですが
『白い衝動』ではテーマが深堀りされ
色々と考えさせられます
また決定的に違うのは
希望というか
願いというか
ゴールデンアフタヌーンがおとずれることでしょうか
『ロスト』が
大藪春彦賞にノミネートされたおかげか
平積みになってましたよ
久しぶりに
詩集を買いました
最果タヒ
という人のもの
タイトルは『青色の詩』の中からの一文で
夜空は
いつでも
最高密度の
青色だ
一行にしてしまうと
前後も欲しくなってしまうので
表紙のままの改行表記にしました
僕とは全く感覚の違う詩でしたが
グッとくるものがあって
ブログを書き出したはずなのに
うまくまとめられません
だから
あとがきの最後の２文を紹介します
世界が美しく見えるのは、
あなたが美しいからだ。
そう、断言できる人間でいたい。
特別どこか
行きたいところがあるわけじゃないけど
知らない土地を
ぶらり旅するのが好きで
ロケハンと称して
ウロウロ
行きに通った道は
帰りには通らない
行き先も決めずに
その場の空気感というか
匂いを頼りに散策することが
よくあります
市役所とか
観光案内に行けば
必ずマップやフリーペーパーがあって
親切に色々と教えてくれます
思いがけず
素敵なものに出会えば
そこで１泊して
あした着る服は
その辺で買えばいい
気分が晴れない日には
汗でもかいて
ブラブラするのが一番です
自分が方向音痴じゃなくて
ホントよかったと思います
行きたいところがあるわけじゃないけど
知らない土地を
ぶらり旅するのが好きで
ロケハンと称して
ウロウロ
行きに通った道は
帰りには通らない
行き先も決めずに
その場の空気感というか
匂いを頼りに散策することが
よくあります
市役所とか
観光案内に行けば
必ずマップやフリーペーパーがあって
親切に色々と教えてくれます
思いがけず
素敵なものに出会えば
そこで１泊して
あした着る服は
その辺で買えばいい
気分が晴れない日には
汗でもかいて
ブラブラするのが一番です
自分が方向音痴じゃなくて
ホントよかったと思います