各種心理技法と、カウンセリングそのもの | 毎日が実験。人の気持ちがわかる人になるブログ

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人の気持ちがわかるようになりたい人に教えています。
趣味はビールを飲むことと、和服を着ることと、自分の子を観察すること。
聴くチカラ検定の開発担当。

コミュニティカウンセラー協会のインテーク(初回面談)では、

じっくりお気持ちと状況をうかがった上で、

どんなやり方で解決策を見つけていくかをご提案している。

 

心理的アプローチで解決に近づけることであれば、

初回専門員から心理カウンセラーにつなぐ。

 

専門的には、

認知行動療法とか、ブリーフセラピーとか、家族療法とか、いろいろやれるメンバーはいるんだけど、

クライアントさんにはそんな「技法名」はなんだっていいと思うので、

たとえば

「ゆっくり、からまった糸を解くように、少しずつ進めるやり方と、

問題の本質にしっかり向き合っていくようなやり方と、どちらにしましょうかね」

というような提案を、インテーカーからしてもらっている。

 

長年抱えてきた問題に、決着をつけたくていらっしゃるような方には、

わたしは旧論理療法をお勧めすることが多い。好きだし。

ま、でも、始まりや「対決」の時に、論理療法的に関わるにしても、

全体としては「折衷派」になることも多いので、

最初から最後まで一つの技法でやるってことはほぼない。

 

問題がふわっとしていて、なかなか特定できないってことも、

実際はままあることなのでね。

それでも、話しているうちに、気持ちが整理されて、前に進む意欲が出てきたりはするので、こちらはある意味出たとこ勝負で方向を決めたているようなもの。

 

もうちょっとぶっちゃけてしまうと、

心理技法をいろいろ学ぶのは、

多角的に人間を理解したり見立てとアプローチの引き出しをたくさん作るためには大事なんだけど、

ある程度のケースを重ねてからはもう、何技法かっていうのはあまり関係なくなっていくとも言えるんだなあ。

 

ただね、目の前のクライアントさんが気持ちを向けているのが「未来」なのか、「未来のための現在」なのか、

それとも「過去」なのかで、やり方が変わる、ということは言える。

 

だから結局、技法を学ぶのは方法であって目的でなく、ケースを重ねることでしか腕を磨くことはできず、ケースを重ねてしまえばなんとか療法ではなく自分そのもので、相手にかかわることになるんだなあ、と最近ますます思っているのです。

 

人にじっくり話を聴いてもらうと、

癒されるし、励まされるし、成長できるんですよ。

体験したい人は、来てね。

 

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