プロを殺すにゃ刃物は要らぬ。ライ角1度ずらしゃいい。
BSのゴルフ番組観てて思った事。
不振を極める女子プロがコーチにて出会って少しずつ泥沼の底から這い上がりつつある、みたいな内容だけど、
先ず、ホンマにスイングかぁ?って思う。
合格率2%のプロテストをくぐり抜ける技術、ゴルフ力を持ち合わせて、さらにプロとしての経験を積み、
試合にも出ている人がなんでスイングに悩む?
はっきり言って道具でしょ!
スイングが確かだからこそスペックフィッティングのズレが悪結果にあらわれる。
ところが道具が悪いと思えないから自分を疑う。
スイングをいじって、そのズレたクラブで良い球が出るようにする。
良い球が出たら納得する。
すると元々スペックフィッティングが合ってるクラブが打てなくなる。
またスイングを疑いいじり始める。
もう泥沼に沈むしか無いですよね。
5年連続賞金女王で圧倒的強さを誇った不動プロがクラブ契約を変えた途端にランキング下位に沈み、
1年で契約解消して他メーカーと再契約。
これなんかクラブに殺された典型的事例だと思っています。
不動プロだからすぐに気付いて1年で契約変えられたけど、他のプロなら契約頂ける事が有り難くて、ツアー担当さんたちは一所懸命やってくれるし、で、そういう決断はしにくいかも、とも想像します。
ゴルファーの調子を崩させるのはいとも簡単です。
一番良く使う番手のライ角を0.5度ずらすだけで1年掛からずにHCは3〜5は落ちるでしょう。
ましてやギンギンに研ぎ澄まされたプロならその振れ幅、影響度は数倍増でしょう。
女子プロ達、上手いなぁ、と思いながら色々言われてるのを見てて、
ふとそんな事思った今日この頃です。