【RPE】★イギリス離脱で、崩壊にむかいはじめたEU
RPE Journal==============================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1409
2016/6/27
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イギリスのEU離脱で、イギリス、EU、日本、世界はどうなるのでしょうか?
詳細は、【本文】で!↓
↓
●【北野絶対推薦】
北野です。
人生に目的をもち、日本人として誇り高く、力強く行きたい方に、絶対お勧めのコンテンツです。
あなたの人生を激変させる内容ですので、迷わず入手してください。
↓
●日本が誇る至宝による「特別な企画」
今まで見たことのないような大変素晴らしい企画が始まります。
こんな企画を出してしまって、本当に大丈夫なのかと疑ってしまうほどの内容です。
これを読むだけでも感動で涙が溢れそうになりました。
→ http://tinyurl.com/zlzyy7y
今回の企画でメインでお話をされるのは25年以上に渡って、20億円近くの費用を投じ、
ネパール、タイ、カンボジア、ミャンマー、モンゴル、スリランカ、ラオスなどのアジア各国で継続的に30万人もの人々を支え続けている池間哲郎氏。
・年間200回もの講演をこなし、通算講演回数は実に3200回を超え、聴講者数は驚くべきことに100万人を上回る
・facebookでは、フォロワーが16000人以上、投稿では、毎回1500以上(最大7000以上)のいいね!
がつくほど大人気
・著書は、あの日本の学園ドラマの金字塔と称される「3年B組金八先生」でも取り上げられるほどで、日本の至宝と言ってもおかしくないような人物です。
この人物が語る内容とは?
今回この企画を行うことになったワケとは?
この募集は6月30日までだそうです。
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(●本文へ↓)
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★イギリス離脱で、崩壊にむかいはじめたEU
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
皆さんご存知のように、6月23日の国民投票で、イギリス国民は、「EU離脱」を選択しました。
ここ数日、テレビも新聞もネットもこの話題ばかり。
その気になれば十分な情報がゲットできます。
あまりに情報が多いので、別に何か書く必要性も感じていなかったのですが。
しかし、この件に関する質問が多いので、すこし触れておきます。
▼ナショナリズムの巻き返し
元ウクライナ大使の馬淵先生は、現代の世界情勢を
「グローバリズム 対 ナショナリズム の戦い」
と分析されています。
先生によると、ナショナリストの代表は、安倍総理やプーチン。
ちなみに、「ナショナリスト」というと、普通「悪い意味」で使われますが。
馬淵先生は、むしろ「肯定的な意味」で使っておられます。
グローバリズムとはなんでしょうか?
要するに、「地球を一つにしちゃいましょう」という主義のこと。
そのためには、「人、金、モノ」の動きを自由にしちゃいましょう。
イギリスが離脱することを決めたEUは、28か国の間で、この「理想」が現実化されていました。
(とはいえ、イギリスは「ユーロ圏」に入らず自国通貨ポンドをつかいつづけていたとか、細かい点はいろいろありますが・・・。
ここでは、ややこしくなるので、触れないでおきましょう。)
もう一つ、グローバル化の特徴は、「主権が制限される」こと。
28か国からなるEUには、大統領もいて、議会も存在する。
政治統合が年々進み、EUは、イギリス国の上部にあり主権を大きく制限する。
EUの例をあげましたが、グローバル化は、世界中で進展しています。
ところが近年、これに対する反発が強まってきた。
(たとえばトランプさんは、「人の移動の自由」に反対。
サンダースさんは、「グローバル化」「新自由主義」の結果である「格差」に反対。)
▼イギリスを直撃したグローバル化の「ダークサイド」
EUは現在28か国。
とはいえ、大昔からそうだったわけではありません。
EUの前身ECは、豊かな西欧諸国の集まりだったのです。
ところが、1991年にソ連が崩壊してから事情が変わってきました。
それまでソ連の(事実上)支配下にあった貧しい東欧や、あらたに誕生したこれも貧しい旧ソ連諸国をどうする?
という問題が浮上してきた。
欧州統合を推進するフランスやドイツは、「EUに東欧、旧ソ連諸国を加えていけば、EUはアメリカを超えることができる!」と野望を抱いた。
そして、実際そうしたのです。
04年、EU加盟国は、一気に10か国増えました。
主に、かつてソ連の(事実上)支配下にあった東欧諸国、そしてソ連の一部だったバルト3国。
貧しい東欧諸国の人たち。
「あなたたちは好きなところで仕事しなさい」といわれたら、どこに行きますか?
そう、豊かで給料の高い、イギリスを含む西欧に行くにきまっています。
そして、東欧諸国の人々は、豊かな西欧への移動をはじめたのです。
2015年、イギリスには33万人の移民がやってきたそうです。
イギリスの人口は、日本のだいたい半分程度。
だから、日本の感覚でいえば、「年間66万人移民が入ってきた」という感じ。
そして、彼らは、入ってきて仕事をする。
労働市場に年間33万人も新たな労働力が供給されれば、当然、もとからイギリスに住んでた人たちの賃金が下がっていきます。
「移民のせいで、職を奪われた!」
「移民のせいで、給料が下がった!」
普通の国なら、「じゃあ、移民の流入を制限すればいいじゃん」ということになる。
しかし、EU加盟国のイギリスには、それができないのですね。
「人の移動の自由」は、EUの大事な原則の一つですから。
これが、
「グローバル化のダークサイド」
「主権を制限されている」
(それで、移民問題を自国で解決できない」
例です。
イギリス国民の半分強は、
「主権を制限されていること」
「移民問題」
などが主因で、「離脱」を支持したのですね。
▼EU=ドイツ帝国 という現実
「世界の国=すべて平等」といわれています。
国連だって、そういう建前で運営されている。
しかし、本音をいえば、すべての国が平等なわけではありません。
たとえば、国連で強制力をともなう決定は、国連総会ではなく、安保理でされる。
安保理には、常任理事国(=アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国)
がいて、彼らは(非常に不平等な)「拒否権」という「特権」をもっている。
EUはどうでしょうか?
すべての国が平等という建前ですが、域内最大の経済力をもつド…
[続きはコチラから]
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ロシア政治経済ジャーナル No.1409
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イギリスのEU離脱で、イギリス、EU、日本、世界はどうなるのでしょうか?
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北野です。
人生に目的をもち、日本人として誇り高く、力強く行きたい方に、絶対お勧めのコンテンツです。
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今まで見たことのないような大変素晴らしい企画が始まります。
こんな企画を出してしまって、本当に大丈夫なのかと疑ってしまうほどの内容です。
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ネパール、タイ、カンボジア、ミャンマー、モンゴル、スリランカ、ラオスなどのアジア各国で継続的に30万人もの人々を支え続けている池間哲郎氏。
・年間200回もの講演をこなし、通算講演回数は実に3200回を超え、聴講者数は驚くべきことに100万人を上回る
・facebookでは、フォロワーが16000人以上、投稿では、毎回1500以上(最大7000以上)のいいね!
がつくほど大人気
・著書は、あの日本の学園ドラマの金字塔と称される「3年B組金八先生」でも取り上げられるほどで、日本の至宝と言ってもおかしくないような人物です。
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ここ数日、テレビも新聞もネットもこの話題ばかり。
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あまりに情報が多いので、別に何か書く必要性も感じていなかったのですが。
しかし、この件に関する質問が多いので、すこし触れておきます。
▼ナショナリズムの巻き返し
元ウクライナ大使の馬淵先生は、現代の世界情勢を
「グローバリズム 対 ナショナリズム の戦い」
と分析されています。
先生によると、ナショナリストの代表は、安倍総理やプーチン。
ちなみに、「ナショナリスト」というと、普通「悪い意味」で使われますが。
馬淵先生は、むしろ「肯定的な意味」で使っておられます。
グローバリズムとはなんでしょうか?
要するに、「地球を一つにしちゃいましょう」という主義のこと。
そのためには、「人、金、モノ」の動きを自由にしちゃいましょう。
イギリスが離脱することを決めたEUは、28か国の間で、この「理想」が現実化されていました。
(とはいえ、イギリスは「ユーロ圏」に入らず自国通貨ポンドをつかいつづけていたとか、細かい点はいろいろありますが・・・。
ここでは、ややこしくなるので、触れないでおきましょう。)
もう一つ、グローバル化の特徴は、「主権が制限される」こと。
28か国からなるEUには、大統領もいて、議会も存在する。
政治統合が年々進み、EUは、イギリス国の上部にあり主権を大きく制限する。
EUの例をあげましたが、グローバル化は、世界中で進展しています。
ところが近年、これに対する反発が強まってきた。
(たとえばトランプさんは、「人の移動の自由」に反対。
サンダースさんは、「グローバル化」「新自由主義」の結果である「格差」に反対。)
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EUは現在28か国。
とはいえ、大昔からそうだったわけではありません。
EUの前身ECは、豊かな西欧諸国の集まりだったのです。
ところが、1991年にソ連が崩壊してから事情が変わってきました。
それまでソ連の(事実上)支配下にあった貧しい東欧や、あらたに誕生したこれも貧しい旧ソ連諸国をどうする?
という問題が浮上してきた。
欧州統合を推進するフランスやドイツは、「EUに東欧、旧ソ連諸国を加えていけば、EUはアメリカを超えることができる!」と野望を抱いた。
そして、実際そうしたのです。
04年、EU加盟国は、一気に10か国増えました。
主に、かつてソ連の(事実上)支配下にあった東欧諸国、そしてソ連の一部だったバルト3国。
貧しい東欧諸国の人たち。
「あなたたちは好きなところで仕事しなさい」といわれたら、どこに行きますか?
そう、豊かで給料の高い、イギリスを含む西欧に行くにきまっています。
そして、東欧諸国の人々は、豊かな西欧への移動をはじめたのです。
2015年、イギリスには33万人の移民がやってきたそうです。
イギリスの人口は、日本のだいたい半分程度。
だから、日本の感覚でいえば、「年間66万人移民が入ってきた」という感じ。
そして、彼らは、入ってきて仕事をする。
労働市場に年間33万人も新たな労働力が供給されれば、当然、もとからイギリスに住んでた人たちの賃金が下がっていきます。
「移民のせいで、職を奪われた!」
「移民のせいで、給料が下がった!」
普通の国なら、「じゃあ、移民の流入を制限すればいいじゃん」ということになる。
しかし、EU加盟国のイギリスには、それができないのですね。
「人の移動の自由」は、EUの大事な原則の一つですから。
これが、
「グローバル化のダークサイド」
「主権を制限されている」
(それで、移民問題を自国で解決できない」
例です。
イギリス国民の半分強は、
「主権を制限されていること」
「移民問題」
などが主因で、「離脱」を支持したのですね。
▼EU=ドイツ帝国 という現実
「世界の国=すべて平等」といわれています。
国連だって、そういう建前で運営されている。
しかし、本音をいえば、すべての国が平等なわけではありません。
たとえば、国連で強制力をともなう決定は、国連総会ではなく、安保理でされる。
安保理には、常任理事国(=アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国)
がいて、彼らは(非常に不平等な)「拒否権」という「特権」をもっている。
EUはどうでしょうか?
すべての国が平等という建前ですが、域内最大の経済力をもつド…
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