【RPE】★イギリス離脱で、崩壊にむかいはじめたEU

RPE Journal==============================================



       ロシア政治経済ジャーナル No.1409



               2016/6/27

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イギリスのEU離脱で、イギリス、EU、日本、世界はどうなるのでしょうか?

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★イギリス離脱で、崩壊にむかいはじめたEU


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。



皆さんご存知のように、6月23日の国民投票で、イギリス国民は、「EU離脱」を選択しました。


ここ数日、テレビも新聞もネットもこの話題ばかり。

その気になれば十分な情報がゲットできます。

あまりに情報が多いので、別に何か書く必要性も感じていなかったのですが。

しかし、この件に関する質問が多いので、すこし触れておきます。



▼ナショナリズムの巻き返し



元ウクライナ大使の馬淵先生は、現代の世界情勢を

「グローバリズム 対 ナショナリズム の戦い」

と分析されています。


先生によると、ナショナリストの代表は、安倍総理やプーチン。

ちなみに、「ナショナリスト」というと、普通「悪い意味」で使われますが。

馬淵先生は、むしろ「肯定的な意味」で使っておられます。


グローバリズムとはなんでしょうか?

要するに、「地球を一つにしちゃいましょう」という主義のこと。

そのためには、「人、金、モノ」の動きを自由にしちゃいましょう。

イギリスが離脱することを決めたEUは、28か国の間で、この「理想」が現実化されていました。

(とはいえ、イギリスは「ユーロ圏」に入らず自国通貨ポンドをつかいつづけていたとか、細かい点はいろいろありますが・・・。

ここでは、ややこしくなるので、触れないでおきましょう。)


もう一つ、グローバル化の特徴は、「主権が制限される」こと。

28か国からなるEUには、大統領もいて、議会も存在する。

政治統合が年々進み、EUは、イギリス国の上部にあり主権を大きく制限する。

EUの例をあげましたが、グローバル化は、世界中で進展しています。

ところが近年、これに対する反発が強まってきた。

(たとえばトランプさんは、「人の移動の自由」に反対。

サンダースさんは、「グローバル化」「新自由主義」の結果である「格差」に反対。)



▼イギリスを直撃したグローバル化の「ダークサイド」



EUは現在28か国。

とはいえ、大昔からそうだったわけではありません。

EUの前身ECは、豊かな西欧諸国の集まりだったのです。

ところが、1991年にソ連が崩壊してから事情が変わってきました。

それまでソ連の(事実上)支配下にあった貧しい東欧や、あらたに誕生したこれも貧しい旧ソ連諸国をどうする?

という問題が浮上してきた。

欧州統合を推進するフランスやドイツは、「EUに東欧、旧ソ連諸国を加えていけば、EUはアメリカを超えることができる!」と野望を抱いた。

そして、実際そうしたのです。

04年、EU加盟国は、一気に10か国増えました。

主に、かつてソ連の(事実上)支配下にあった東欧諸国、そしてソ連の一部だったバルト3国。

貧しい東欧諸国の人たち。

「あなたたちは好きなところで仕事しなさい」といわれたら、どこに行きますか?

そう、豊かで給料の高い、イギリスを含む西欧に行くにきまっています。

そして、東欧諸国の人々は、豊かな西欧への移動をはじめたのです。

2015年、イギリスには33万人の移民がやってきたそうです。

イギリスの人口は、日本のだいたい半分程度。

だから、日本の感覚でいえば、「年間66万人移民が入ってきた」という感じ。

そして、彼らは、入ってきて仕事をする。

労働市場に年間33万人も新たな労働力が供給されれば、当然、もとからイギリスに住んでた人たちの賃金が下がっていきます。

「移民のせいで、職を奪われた!」

「移民のせいで、給料が下がった!」


普通の国なら、「じゃあ、移民の流入を制限すればいいじゃん」ということになる。

しかし、EU加盟国のイギリスには、それができないのですね。

「人の移動の自由」は、EUの大事な原則の一つですから。

これが、

「グローバル化のダークサイド」

「主権を制限されている」

(それで、移民問題を自国で解決できない」

例です。


イギリス国民の半分強は、


「主権を制限されていること」

「移民問題」


などが主因で、「離脱」を支持したのですね。




▼EU=ドイツ帝国 という現実



「世界の国=すべて平等」といわれています。

国連だって、そういう建前で運営されている。

しかし、本音をいえば、すべての国が平等なわけではありません。

たとえば、国連で強制力をともなう決定は、国連総会ではなく、安保理でされる。

安保理には、常任理事国(=アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国)

がいて、彼らは(非常に不平等な)「拒否権」という「特権」をもっている。


EUはどうでしょうか?

すべての国が平等という建前ですが、域内最大の経済力をもつド…

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