>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━ 【平成24(2012)年 4月20日】
☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
日台共栄のためにあなたの力を!!
<> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [Vol.1562]
1>> 今上陛下が春の園遊会で台湾の震災支援に「台湾ありがとう」と感謝のお言葉
2>> 日本と台湾の絆─日本統治時代から現代まで (2) 李登輝元総統
3>> 明日(4月21日)、池田維氏を講師に本会が「第6回台湾セミナー」を開催
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◆【ネット署名(第3期)】台湾出身者の戸籍を「中国」から「台湾」に改正しよう!!
http://www.shomei.tv/project-1901.html
*署名数:368人(4月20日)
*1期・2期のネット署名総数=11,814人
◆ 台湾出身者の戸籍を中国から台湾に改正しよう!!
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*署名用紙やアピールチラシもダウンロードできます。
●友愛グループ機関誌『友愛』第12号お申し込み
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● 第6回台湾セミナー(講師:池田維・元台湾大使)お申し込み【締切:4月20日】
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● 【ツアー】片倉佳史さんと行く台湾200%満喫の旅 お申し込み【締切:5月14日】
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●【動画】李登輝元総統が語る「日本李登輝友の会の歩み」
http://www.youtube.com/watch?v=uR1wLpH9e0s
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1>> 今上陛下が春の園遊会で台湾の震災支援に「台湾ありがとう」と感謝のお言葉
今朝の産経新聞1面を見て驚いた。題字のすぐ下に大きな写真があり、そこに今上陛下が馮寄台(ひょう・きたい)台北駐日経済文化代表処代表に対し、にこやかに話しかけられている場面が写っていた。馮代表は陛下のお話を聞き漏らすまいと、謹んで拝聴していると思しき写真だ。
記事を読んでみると、2年ぶりに催された春の園遊会のことだと分かった。2000人ほど招かれた中に、台湾を代表して馮代表も招かれ、陛下がお声を掛けられている場面だった。下記にその記事をご紹介したい(インターネット版の内容と少し異なるが、写真は同じ)。
陛下が主催される園遊会に台湾の駐日代表が招かれるのは、日本と台湾が昭和47(1972)年に国交が断絶して以来初めてだそうで、「外交筋によると、天皇陛下は馮代表に対し、『台湾ありがとう』と述べられたという」(時事通信)。
園遊会には皇太子殿下や皇族方も列席、総理や国務大臣、衆参両院議長をはじめ芸能界やスポーツ界の功労者など約2,000人が赤坂御所に招かれ、夫人も一緒に招かれるという。
今回の春の園遊会には村井嘉浩・宮城県知事や上野善晴・岩手県副知事、宇宙飛行士の古川聡氏、相撲界からは大相撲元大関魁傑の放駒親方などが招かれたという。
台湾の馮寄台代表も顔希君夫人とともに招かれ、陛下から直接「台湾ありがとう」というお言葉を賜ったという。今上陛下が馮代表にお声をかけられた後、皇后陛下は「代表夫人の顔希君氏と英語で歓談」(中央通訊社)されたと伝えられている。
これは日本として台湾の東日本大震災支援に最高最大の感謝の意を表したことになり、日本人の一人として、陛下の思召しに心から感謝申し上げたい。
馮代表は間もなく引退し、後任には外務事務次官の沈斯淳氏が就任する。2008年9月に台北駐日経済文化代表処の代表に就いた外交官の馮代表にとって、台湾を代表して陛下とお会いし、陛下から直接お言葉を賜ったのだから、恐らくこの4年間の代表就任期間で最大のイベントとなったのではないだろうか。外交官としてこれほどの栄誉はないだろう。引退する馮代表には最高の花道となった。
この最高の花道を用意したのは、日本の震災復興を祈って義捐金を出し合った台湾の名もない人々だ。日台関係史にとっても、平成24(2012)年4月19日は忘れてはならない1日となった。
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陛下、台湾の震災支援に感謝
【産経新聞:平成24(2012)年4月20日】
写真:春の園遊会で台北駐日経済文化代表処の馮寄台代表に声をかけられる天皇陛下=19日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑(栗橋隆悦撮影)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120419/imp12041923160001-n1.htm
天皇、皇后両陛下ご主催の「春の園遊会」が19日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、宇宙飛行士の古川聡さんや、日本相撲協会前理事長の放駒親方など、各界の功労者ら1956人が出席した。台湾の台北駐日経済文化代表処の馮寄台(ひょう・きたい)代表(大使に相当)も、代表として初めて招待された。
台湾の中央通信社によると、陛下は馮寄台代表に対し、東日本大震災で寄せられた台湾からの支援に感謝の言葉を述べられた。
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2>> 日本と台湾の絆─日本統治時代から現代まで (2) 李登輝元総統
時局心話會代表の山本善心氏が國會新聞社編集次長の宇田川敬介氏とともに去る3月15日、台湾で李登輝元総統にインタビューした。李元総統は今回の総統選を総括しながら、中国依存の台湾の現状や馬英九政権の未来について、また日本に対しては東日本大震災へのエールを送りつつリーダー論などを展開されたという。
山本善心氏が毎週木曜日に発表している「山本善心の週刊木曜コラム」で、そのインタビューを掲載している。第1回が4月12日、第2回が4月19日に掲載され、すでに第1回は紹介した。第3回は4月26日掲載の予定だという。ここに、その第2回を転載してご紹介したい。
なお、「週刊木曜コラム」には総タイトルとして「李登輝台湾元総統の単独インタビュー」とあり、小見出しも付されていないため、本誌ではインタビューのタイトルを「日本と台湾の絆─日本統治時代から現代まで」とし、また、読みやすさを考慮し、小見出しを付し、一部の漢字を平仮名に開いたり適宜改行したことをお断りする。
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李登輝台湾元総統の単独インタビュー(2)
時局心話會 代表 山本 善心
【山本善心の週刊木曜コラム:2012年4月19日 第374号】
◆中国のバブルはまだ崩壊しない
宇田川敬介:日本では「中国バブルが崩壊する」という見方もあります。北京ではオフィスビル用の50%が空室となり、また電気のつかないマンションがあったり等、不動産価格もかなり下落していると聞いています。
先ほど李元総統が今後、中国は8%の経済成長が維持できないと言われましたが、実際に中国のバブルが崩壊するかどうかは別として、インフレ、重税、失業、生活苦による人民の社会不安が懸念されています。また、年間10万件を越える暴動が中国国内で起きています。今後の中国経済について李元総統のお考えをお聞かせ戴きたいと思います。
李登輝:現在中国では、熱さと冷たさという2つの状態が同時に進行しています。例えば、株がずっと落ちています。恐らく昨年の4月から4,000ポイントから2,000ポイントに落ちたきり、上がっていません。一方で、投機だとか家を建てることとか、土地売買だとかの非常に強い熱が出て来ています。
一方において冷たいが、一方では熱いという、このような現象を人間の身体で例えれば、これはどんな病気なのか誰にも分かりません。
我々はこれを「バブル」といって、中国経済が間もなく崩壊するのではないかと心配しています。しかし、私はこの見方に対して少し早すぎるんじゃないかと思っています。というのは、中国自体がこういう状態にどう対応すればよいのか今悩んでいます。つまり、中国自体、輸出中心の産業政策から国内の需要に即した産業構造に切り替えて行く努力をしています。もっとも、これ自体、非常に難しいことです。
中国は、これまでほとんど外国の資本と技術によって、国内の過剰労働者、安い労働力を使って、外国に物を輸出していました。このような状態から
以下、『台湾の声』の記事と同文
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3>> 明日(4月21日)、池田維氏を講師に本会が「第6回台湾セミナー」を開催
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http://www.youtube.com/watch?v=uR1wLpH9e0s
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1>> 今上陛下が春の園遊会で台湾の震災支援に「台湾ありがとう」と感謝のお言葉
今朝の産経新聞1面を見て驚いた。題字のすぐ下に大きな写真があり、そこに今上陛下が馮寄台(ひょう・きたい)台北駐日経済文化代表処代表に対し、にこやかに話しかけられている場面が写っていた。馮代表は陛下のお話を聞き漏らすまいと、謹んで拝聴していると思しき写真だ。
記事を読んでみると、2年ぶりに催された春の園遊会のことだと分かった。2000人ほど招かれた中に、台湾を代表して馮代表も招かれ、陛下がお声を掛けられている場面だった。下記にその記事をご紹介したい(インターネット版の内容と少し異なるが、写真は同じ)。
陛下が主催される園遊会に台湾の駐日代表が招かれるのは、日本と台湾が昭和47(1972)年に国交が断絶して以来初めてだそうで、「外交筋によると、天皇陛下は馮代表に対し、『台湾ありがとう』と述べられたという」(時事通信)。
園遊会には皇太子殿下や皇族方も列席、総理や国務大臣、衆参両院議長をはじめ芸能界やスポーツ界の功労者など約2,000人が赤坂御所に招かれ、夫人も一緒に招かれるという。
今回の春の園遊会には村井嘉浩・宮城県知事や上野善晴・岩手県副知事、宇宙飛行士の古川聡氏、相撲界からは大相撲元大関魁傑の放駒親方などが招かれたという。
台湾の馮寄台代表も顔希君夫人とともに招かれ、陛下から直接「台湾ありがとう」というお言葉を賜ったという。今上陛下が馮代表にお声をかけられた後、皇后陛下は「代表夫人の顔希君氏と英語で歓談」(中央通訊社)されたと伝えられている。
これは日本として台湾の東日本大震災支援に最高最大の感謝の意を表したことになり、日本人の一人として、陛下の思召しに心から感謝申し上げたい。
馮代表は間もなく引退し、後任には外務事務次官の沈斯淳氏が就任する。2008年9月に台北駐日経済文化代表処の代表に就いた外交官の馮代表にとって、台湾を代表して陛下とお会いし、陛下から直接お言葉を賜ったのだから、恐らくこの4年間の代表就任期間で最大のイベントとなったのではないだろうか。外交官としてこれほどの栄誉はないだろう。引退する馮代表には最高の花道となった。
この最高の花道を用意したのは、日本の震災復興を祈って義捐金を出し合った台湾の名もない人々だ。日台関係史にとっても、平成24(2012)年4月19日は忘れてはならない1日となった。
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陛下、台湾の震災支援に感謝
【産経新聞:平成24(2012)年4月20日】
写真:春の園遊会で台北駐日経済文化代表処の馮寄台代表に声をかけられる天皇陛下=19日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑(栗橋隆悦撮影)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120419/imp12041923160001-n1.htm
天皇、皇后両陛下ご主催の「春の園遊会」が19日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、宇宙飛行士の古川聡さんや、日本相撲協会前理事長の放駒親方など、各界の功労者ら1956人が出席した。台湾の台北駐日経済文化代表処の馮寄台(ひょう・きたい)代表(大使に相当)も、代表として初めて招待された。
台湾の中央通信社によると、陛下は馮寄台代表に対し、東日本大震災で寄せられた台湾からの支援に感謝の言葉を述べられた。
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2>> 日本と台湾の絆─日本統治時代から現代まで (2) 李登輝元総統
時局心話會代表の山本善心氏が國會新聞社編集次長の宇田川敬介氏とともに去る3月15日、台湾で李登輝元総統にインタビューした。李元総統は今回の総統選を総括しながら、中国依存の台湾の現状や馬英九政権の未来について、また日本に対しては東日本大震災へのエールを送りつつリーダー論などを展開されたという。
山本善心氏が毎週木曜日に発表している「山本善心の週刊木曜コラム」で、そのインタビューを掲載している。第1回が4月12日、第2回が4月19日に掲載され、すでに第1回は紹介した。第3回は4月26日掲載の予定だという。ここに、その第2回を転載してご紹介したい。
なお、「週刊木曜コラム」には総タイトルとして「李登輝台湾元総統の単独インタビュー」とあり、小見出しも付されていないため、本誌ではインタビューのタイトルを「日本と台湾の絆─日本統治時代から現代まで」とし、また、読みやすさを考慮し、小見出しを付し、一部の漢字を平仮名に開いたり適宜改行したことをお断りする。
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李登輝台湾元総統の単独インタビュー(2)
時局心話會 代表 山本 善心
【山本善心の週刊木曜コラム:2012年4月19日 第374号】
◆中国のバブルはまだ崩壊しない
宇田川敬介:日本では「中国バブルが崩壊する」という見方もあります。北京ではオフィスビル用の50%が空室となり、また電気のつかないマンションがあったり等、不動産価格もかなり下落していると聞いています。
先ほど李元総統が今後、中国は8%の経済成長が維持できないと言われましたが、実際に中国のバブルが崩壊するかどうかは別として、インフレ、重税、失業、生活苦による人民の社会不安が懸念されています。また、年間10万件を越える暴動が中国国内で起きています。今後の中国経済について李元総統のお考えをお聞かせ戴きたいと思います。
李登輝:現在中国では、熱さと冷たさという2つの状態が同時に進行しています。例えば、株がずっと落ちています。恐らく昨年の4月から4,000ポイントから2,000ポイントに落ちたきり、上がっていません。一方で、投機だとか家を建てることとか、土地売買だとかの非常に強い熱が出て来ています。
一方において冷たいが、一方では熱いという、このような現象を人間の身体で例えれば、これはどんな病気なのか誰にも分かりません。
我々はこれを「バブル」といって、中国経済が間もなく崩壊するのではないかと心配しています。しかし、私はこの見方に対して少し早すぎるんじゃないかと思っています。というのは、中国自体がこういう状態にどう対応すればよいのか今悩んでいます。つまり、中国自体、輸出中心の産業政策から国内の需要に即した産業構造に切り替えて行く努力をしています。もっとも、これ自体、非常に難しいことです。
中国は、これまでほとんど外国の資本と技術によって、国内の過剰労働者、安い労働力を使って、外国に物を輸出していました。このような状態から
以下、『台湾の声』の記事と同文