『人生に悩んだら【日本史】に聞こう』という発売したばかりの本を買ってみた。著者は白駒妃登美さんという宝塚女優のような名前の美しい私好みの方だ。ひすいこたろうという人も所々にコラムを書いているようだ。私は基本的に男には興味がないので、ここではメインの白駒さんにだけ触れるとしよう。白駒さんは慶應義塾大学の経済学部を卒業して、大手航空会社に国際線の客室乗務員として7年半勤務され、現在は『結婚コンサルタント マゼンダ』スタッフとして福岡にて活動中である。慶應義塾大学の経済学部と言えば、私の教え子であり、一番弟子でもある弟の後輩でもある。尚且つ、美しい方であるとくれば、知らん顔は出来まい。何より、私が一番共感しているのは、白駒さんの懸命に生きる姿勢だ。白駒さんは2008年に子宮頸癌になり、2010年に癌が肺に転移して主治医に『この状態で助かった人を、今まで私は見たことがないんです』とまで言われたそうだ。当然、落ち込まれたようだが、その後の気持ちの切り替え(本を読んでね!!)によって、その後の検査では癌が消えていたそうだ。今では東京等へも出張されてお元気なようだ。私の母も偶然にも婚礼関係の仕事をしており、一人で車で京都まで仕入れに行ってしまうくらい活動的な人であった。働きすぎて晩年には病気になり、今は他界してしまったが他人事とは思えない感じだ。肝心の本についてだが、私は最初から素晴らしい内容になるだろうことはわかっていた。一般の歴史書では知り得ないような裏話や、ためになる話が読みやすく書かれていて【超お薦めの一冊】だ。私は子供の頃から母には本を読むように言われて、色々と買い揃えて貰ったのだが、もっぱら野外活動に忙しく殆ど読まなかった。学生になってからも日本史には全く興味がなく、西洋志向が強かったので世界史を専攻した。ナポレオン等への興味の方が強かったのだ。しかし、海外に住んで外国から日本を見れば日本の素晴らしさがわかってくる。その様なわけで、この本はこれから日本史を勉強して見ようという気にさせてくれる一冊であることは間違いない。買えば絶対に得する本である!!