アメーバ一年前の今日・・・アメーバ


一年前の今日は木曜日・・・


火曜日に週末に緊急で手術が出来そうなら

手術をします。

と医師に言われていたが、その様子なし・・・

不安が募る・・・

いつまでこの状態が続くのだろうか?


時計11頃・・・

ICUに行くとちょうど体重を測っていた・・・

測り方は、寝ている長男の体の下全体に

シートのようなものを敷き、

シートの四隅にS字のような金具をかけ

シートごと持ち上げる・・・

麻酔を打った動物の体重を測っているようだった・・・


入院して初めて体重を聞いた・・・

すごく驚いた目

ここ2週間で14kgも一気に体重が増えていた・・・叫び


体中がぱんぱんにむくんでいる・・・

足だけだったむくみも手から顔までむくみ

目もむくみのせいだろうか

閉じなくなり、半開きになっている・・・

目が乾燥すると視力が落ちると聞いていたので

目にラップを貼り目の乾燥を防いでもらった・・・


体重を聞いたせいだろうか

長男の顔を覗くと


 ”お母さん、苦しいよ、辛いよ、助けてよ”あせる


と叫んでいるようで、涙が止まらなくなった・・・

もうダメなのかと思った・・・


三日月夜・・・

医師からの説明があった・・・

12日(月)の朝8:00に手術が決まったと・・・


”よかった・・・やっと手術の日が決まった。

   これで楽にしてあげられる・・・”と思った。


でも、かなりのハイリスクの手術のようだ・・・

時間をかけて詳しい説明を受けた・・・


ドナーである私の肝臓の3分の2を切り取り

長男に移植すると・・・


8時に私が先に手術室へ入り、

私の麻酔等、準備が整った後

長男が同じ手術室へ入り、並行して手術を

行うなど・・・


また、普通の肝移植なら

ドナーの肝臓から出ている短い血管を

レシピエントの下大静脈に直接繋げるらしいが

長男の下大静脈は殆どが詰まっていて

心臓の近くまで詰まっていることが予想されると・・・

そうなると血管をどこからか持ってきて

つなぎ合わせて心臓入り口でつなげなければいけないと・・・


その血管をどこから持っているのか・・・

長男のお腹を開いてみて使えそうな血管があれば

それを切ってつないでいくと・・・

でも、使えそうな血管がなければドナーである

私の足の付け根にある太い血管を切り取りつなぎ合わせると・・・

そんな説明もあった・・・

私の足の付け根の血管ぐらいどうってことない・・・

長男が助かるのなら・・・

そう思った・・・


技術を要する分、時間もかかる手術と云うことだった・・・

その間、常時行っている人工透析も出来ない・・・

肝臓も取り除かれて無い・・・

体に毒素が充満する恐れや再びアンモニアが脳に

充満する恐れが高いと・・・

そうなると手術中に”死”という結果もありえると・・・


手術が決まった事はうれしいが

”死”という言葉を聞くとやはり怖い・・・

本当に大丈夫なのだろうか?

でも、肝移植をするしか方法は無い・・・


医師が沢山の説明や

万が一の話もしたため

不安がいっぱいあったが


 ”希望があるから手術をするんですよ”アップ


という医師の最後の一言・・・


とてもうれしい一言だった・・・

わずかな希望が見えてきた・・・ひらめき電球


”大丈夫、絶対助かるクラッカーそう思えた・・・


医師団はスペシャリストが集まっていて

絶対的な信頼がおける・・・


あとは長男の生命力を信じるしかない・・・

そう思った・・・・


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 長いブログを読んでいただき

 ありがとうございました*花* 紫

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚


ペタしてね