サーフィンを始めてからの流れ | 初心者サーファー3日で出来るテイクオフのコツ

初心者サーファー3日で出来るテイクオフのコツ

今からサーフィンを始めたい方へ!ショートとロングどちらがいいの?中古でも大丈夫?ボードの選び方や一人でも楽しめる、海外と国内のポイントは場所を紹介。基礎練習法を学んでかっこよくテイクオフしよう!

今年は梅雨だというのに連日の猛暑で毎日良い天気ですね。

千葉近辺も練習には最適な状況が続いています。

テイクオフ練習中の方は今のうちに波を追いかける練習と、ドルフィンが要らない波でのドルフィンスルーや、芯のあるパドリングを練習しておいてください。

海に行く際には常に予習・復習を心掛けると良いですよ。

さて、今日はサーフィンを始めてからライディングが出来るようになるまでの一連の流れを書きたいと思います。

始めてから時が経ってしまっている方も参考にしてください。

ご自分が出来ている部分からでも良いですし、とにかく最初からやり直してみるというもの更に上達が早まりますよ。

サーフィンを始めたきっかけというのは人それぞれの想いが有ると思います。

目標も人それぞれです。

しかし、どんな場合においても最短で上達して損んは無いと思います。

今日このブログを読んだら1からご自分で出来ているか確認してみてください。


まずはサーフィンを始めるにあたって道具が重要です。

道具と言えば一番重要なサーフボード、その次にウエットスーツですね。

サーフィンを始めたらまずはやらないといけない事は、海の上で移動が出来るかどうかです。

波に乗るという事に最初からこだわると、結局テイクオフが出来るようになるまでに何年も掛かってしまいます。

私のレッスンでも口がすっぱくなるほどに言っていますが、先に基本的な動作が出来るようになったらその後は自動運転なんですよ!と。

サッカーや野球、テニスやゴルフなどは陸上で行うスポーツですから、そのスポーツを始めた場合は、そのスポーツの基礎から練習しても良いと思います。(その道のプロに言わせればもっと基礎からと思うでしょうが)

サーフィンにおいては、海でのスポーツです。

まずは陸上のスポーツでしたら歩く、走る、投げる等の動作は日常でも行うような行動ですから特に練習は要らないと思います。(その道のプロから言わせればやれと言いたいでしょうが…)

サーフィンにおいては陸上と違って日常では有りませんん。

海に浮いているという事自体が非日常の行為ですから、まずは海での移動が思ったように出来るようにしなければ、波に乗るとかそういった以前の話になります。

ボードを押してもらうスクールに行ったことが有る方で多いのが『私は乗れる!』と思ってしまう事がよくあります。

確かに体験させてもらって乗ることは出来ても、自力で沖に出て、自力で波を掴んで自力で立てるのとはワケがちがいます。

まずはこの”自力”で行わなければいけない事がサーフィンは多いですし、そこがサーフィンの難しさでもあります。

まずサーフィンを始めて行ってほしいのは、自力で移動できる、自力で沖に出ることが出来る、自力で波を乗り越えられる、自力で波を追う事が出来るととにかくサーフィンんというスポーツをする(ライディングする事)前にやることがてんこ盛りです!(笑)

この”自力で”を怠ると、サーフィンというスポーツにならなくなってしまいます。

サーフィンをやっている人では無く”サーファー”をやっている人になってしまいますよ!

前置きが長くなってしまいましたが、ここは重要なのでしっかりと認識してください。

そこで、まずはサーフボードを選ぶ際には、浮力の少ないボードを選んでくださいと言っています。

浮力の有る板でしたら誰でも簡単に移動できるのですが、波の無いところ限定になってしまいます。

しかも勝手に浮かされているので、パドリングバランスの練習にもなりません。

ちょっとでも波があると苦しい思いをします。

そうなるとプロでも難しい小波で練習する羽目になるんです。

私でも膝モモの波はテイクオフが難しいですし、横に走るなんて激ムズなんです。

結果サーフィンの上達が遅れます。

まずは浮力の少ない板で、パドリングバランスの練習をしてください。

ドルフィンが要らない波や、平水面で板を沈める練習、波待ちの練習をしてください。

出来るだけ少ない力で移動できるように芯の有るパドリングを練習することで、ある程度波が有っても対応できると思います。

そしてその浮力の少ない板は、パドリングとドルフィンが有る程度出来るようになったら買い替えましょう。

基幹的にも1か月~数カ月しか使わないと思いますので、ハードオフやヤフオクなどで1万円も出せば十分練習に使える板がゲットできます。

ウエットスーツは夏場は中古や安い既製品の物で良いと思います。

流石に夏なので要らないという方もいらっしゃるとは思いますが、怪我防止のためにもウエットスーツは出来るだけ着用しましょう!

パドリング、ドルフィンスルーが出来るようになったら、いよいよ波を追いかける練習に入ります。

波を追いかける練習とは、波に乗る事では無く、波が来たら波に合わせて岸に向かって漕ぎだすことです。

ここまでくると、先ほどの乗せてもらえるスクールの方は乗ろう乗ろうとしますが、まだまだ我慢してください。

まずは波のタイミングに合わせて漕ぎ始められるか、波が来た時にブレないようにパドリング出来るか、波に押されることを感じれるかという練習をしてください。

波を追いかける際に行っている練習方法をお伝えします。

これは今までブログなどでは公開していませんでした。

スクールの方には最短で上達指定頂いていますが、そのスクールで行っている練習方法を公開します。

海での波を追いかける練習3ステップです。

この3ステップを行うと、いつの間にか波にのれてしまうという現象がおきます。

この3ステップの目的は”波に乗ろうという気持ちを抑える事”なんです。

なんで波に乗るスポーツなのに波に乗る気持ちを抑えるかというと、ほとんどの方が波のパワーを使えずに、自分の力で波に乗ろうとしてしまっています。

自力で行うのは沖に出ることだけで十分です。

岸に向かうなら波のパワーを活かせばだれでも簡単に乗れるんです。

そこが私の言う”漕がないでもテイクオフ”の肝なんです。

これを公開したらみんな乗れるようになってしまうのでスクールが要らなくなるかもしれませんんが…(笑)

とにかく邪念をすてて、先入観を捨ててください。

① パドリングスピードを変えない

② 波を見続ける

③ 体重移動をしない


この3点です。

たったこれだけですが、なぜかテイクオフが安定しない人は出来ません。

面白いのですが、テイクオフが安定している方はなんの難しいことでもないです。

そして、テイクオフが安定していない方でも、沖に出るときには出来るのに、岸に向いてパドリングしているときには出来ない項目なんです。

出来るのに出来ないって不思議ですよね~笑

これが乗れる人と乗れない人の差なんですよ。


乗りたい気持ちが強すぎてたったこれだけの事が出来ないんです。

何度も言いますよ。

沖に出るときにこれが出来るなら、岸に向かっても出来るはずです!

まずは海でやってみてください。

沖に出るとき、波を追いかけるとき(岸に向かっているとき)

乗る必要は無いです。

というか乗らないでください。(のりたい病を克服する練習ですから)

この練習が出来るようになると、面白いように波に乗れるようになります。

何十人何百人という方が実践済みです。

こんな簡単なことで乗れるようになるのか!

と思うと思いますが乗れるんです!

なんでこんなに漕いでないのに乗れるんだ!

ってくらいに乗れるんですよ!

海に行っているのに乗らない練習なんて…

と思ったら大間違いですよ。

サッカーの練習している人はシュートの練習だけしているわけでは無いですし、ゴルフの練習をしている人だって、毎回ボールを打っているわけでは無いですから。


練習は練習と割り切って出来る人だけはすぐに乗れるようになるでしょう。

簡単な事ですから1か月や3か月乗らない練習をしても良いでしょう。

あなたが今後何年も良い波に乗ってサーフィンを楽しむためのベースになる事ですから。

たった数カ月乗れなくてもなんてこと無いですよね?

波を捕まえることが出来ればあとは立つ練習です。

続きは後日!