Her2情報発信セミナー報告 その2 | 笑顔で帰ろう

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2012年7月17日 乳がんの告知を受けました。

ハーセプチン以後の薬も、いずれは再発予防として

使えるようになるだろうということでしたが、

いったん治療が終わった人が、

予防薬として承認された後に使用するメリットの目安は

3年だそうです。


一般的にHer2タイプの乳がんは、

3年が再発のわかれ目とされているからだそうで

じゃあ自費でもいいから受けたい場合は?

と、質問したら

「それは可能だけど、その場合受けている治療全部が

 自費扱いになります」という事でした。


そ、それは無理~。


現在は抗がん剤との併用が基本ですが、

医師や研究者もいずれは分子標的薬だけで

治療が出来るようになればいいと思っているんだな

ということがわかりました。


もちろん現段階では抗がん剤の効果はハッキリしているので

それを否定する発言はありませんでした。


次に昭和大学病院の薬剤師の奥山裕美さんから

「治療との向きあい方」というお話。


要約すると、乳がんは比較的薬が効きやすく

また薬の種類も多いので、悲観せずに前向きに生活すること、

サプリメントは、どんなものでも服用前に医師に相談すること、

食事療法などはあまり極端にせずにバランスを重視すること、

でした。


次に若年性乳がんの体験者として

テレビ局に勤務する鈴木美穂さんが

自身が告知された時、検査後の医師との会話などを

ビデオで紹介されました。


5年前のことだそうですが、今でも泣けてしまうようで、

会場でもあちこちですすり泣きが......

これは、必要だったかなあ? 微妙?

みんな自分のこと、思い出しちゃうもんね。


最後に事前によせられた質問に対する答えという形で

トークセッションでしたが、時間が足りなくて

会場からのQ&Aが出来なかったのが残念でした。