Pingで失敗したiTunesが再びSNSへ、敏腕ディレクターの手で成功となるか? | GoGo! Machead!

Pingで失敗したiTunesが再びSNSへ、敏腕ディレクターの手で成功となるか?

ITmedhiaニュースより
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1408/05/news041.html

Appleは過去にiTunes Storeの中に「Ping」というSNSを立ち上げて、
ユーザーが持つ音楽の好みを広げていく試みた結果、失敗に終わってしまいましたが、
再びAppleは今月からSNSのTumblrとInstagramにiTunesのアカウントを作って、
失敗したSNSのマーケティングを再スタートしました。

現在、AppleはTumblrでiTunes Storeで特集している「Best of 2014」関連の投稿を行い、
Instagramでも「Best of 2014」関連の画像や映画やCDのアートワークを投稿しています。

これらの裏には今年8月頃に採用したムーサ・タリクが関わっていると見てよいでしょう。

ムーサ・タリクはバーバリーとNIKEでソーシャルメディアを使ったキャンペーンを手がけて、
成功を収める牽引者となった人物と評価されており、バーバリー時代には今Appleでリテール&
オンラインストア担当上級副社長であるアンジェラ・アーレンツがバーバリーのCEOとして、
活躍しており、アンジェラ・アーレンツがムーサ・タリクの仕事を評価してAppleへ引き抜いた
と思われます。

過去に失敗したPingではAppleがユーザーが音楽を語る事ができる場所を提供して、
ユーザーの音楽の好みを共有する事で販売に繋げようとしました。

これが失敗に終わったのは人の興味は音楽だけでなく、様々な事を共有できなければ、
SNSとしての用途は非常に限られてしまい、使う頻度が減った事が大きな要因だと思います。

今回はAppleが場所を提供するのではなく、ユーザーが様々な事を共有している場に入って、
共有のネタになる情報を提供し、ユーザーの興味を共有してもらう戦略に変えたようです。

私は音楽が好きで多くのアーティストの楽曲を聴くようにしていますが、
その事を他人に伝えて共有しようとする事はありません。
過去の経験から、同じアーティストが好きでも同じ楽曲まで好きな人に会った事は皆無ですし、
人の音楽の好みはわかり合うのが難しい領域に感じます。

iTunes Storeの楽曲販売を増やすのが目的ならばSNSよりも販売のビジネスモデルを
現在求められている売り方に変えたほうが成功するように感じますね。
※1曲単位の楽曲販売だけでなく、定額型の音楽配信に変える

とにかく、時代遅れになりつつあるiTunes Storeがどう変わっていくかは楽しみではあります。


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