SamsungもApple Payに対抗するモバイル決済に参入か? | GoGo! Machead!

SamsungもApple Payに対抗するモバイル決済に参入か?

GIGAZINEより
http://gigazine.net/news/20141217-samsung-mobile-payment-system/

Appleのモバイル決済サービス「Apple Pay」が米国でのクレジットカード決済の
90%をカバーできるようになったりと、米国でのモバイル決済の普及が進んでいます。

iPhoneがApple Payで使われる端末として一番利用頻度が高いと思われますが、
iPhoneのライバルであるSamsungのGALAXYシリーズでも、Apple Payに対抗する
モバイル決済機能を搭載する動きがあるようです。

Samsungは既にモバイル決済の一つとして普及が進んでいる「LoopPay」と提携して、
GALAXYシリーズにモバイル決済機能を標準搭載する事を考えているようです。

LoopPayの良い点はNFCを使ってデータのやり取りをするのではなく、
普通のクレジットカードと同じ磁気カードの読み取りを使って行うので小売店は、
新たにNFCの読み取り端末を購入する事なく、サービスが利用できる店舗が多いという
メリットが一番の特長です。

日本で言うと、LoopPayはau WALLETに近い特長を持っているようです。

日本でも電子マネーの種類でWAONやnanaco、Suicaなどがあり、
小売店はそれらに対応した読み取り端末を用意して決済できるようになっています。

なので、小売店の読み取り端末の規格によって、使える電子マネーが制限されますが、
au WALLETはMASTERカードの決済を利用しているため、磁気カードのクレジットカードが
使える小売店であれば、どこでも使う事ができます。

モバイル決済で後発となるSamsungがライバルと対抗するためには、
小売店の初期投資が不要で利用可能な店舗が多いLoopPayとの提携はベストな
パートナーである事は間違いなさそうです。

日本では電子マネーを中心にモバイル決済が進んでおり、
米国でのモバイル決済の普及は日本から見ると後追いに感じますが、経済の規模や
デファクトは日本ではなく米国であり、米国で普及した方式が世界のデファクトとなれば、
日本はガラパゴスとなってしまう。

この状況となれば、日本独自のモバイル決済はドコモのiモードと同じ運命となるでしょう。

今からでもApple PayやGoogleウォレットといった米国の標準となりつつある規格と提携して、
日本のモバイル決済が世界で使えるようにしたほうがいいと思うのは私だけだろうか。


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