Appleはやる事を理解しているから、iPadの販売台数が減っても気にしない? | GoGo! Machead!

Appleはやる事を理解しているから、iPadの販売台数が減っても気にしない?

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/business/35051213/

Appleが7月22日に2014年度第3四半期の業績発表を行った結果、
iPadの販売台数が2四半期連続で減少して、アナリスト予想が下回った事を受けて、
ティム・クックCEOは電話会談でiPadの販売状況について語りました。

ティム・クックいわく、iPadの販売台数が減少した要因として、
米国を含む一部の国や地域での販売不振と流通在庫の減少があったと語り、
販売不振となった理由はタブレットの製品サイクルがスマートフォンに比べて長く、
タブレットを求めるユーザーは既にタブレットを保有している状況のために販売が伸び悩む
という分析結果を説明しています。

更に既にタブレットを持っているユーザーが買い替えを行った後に、
古いタブレットを親戚や友人に譲る事も多いため、新規顧客の獲得が難しくなっている
といった事情も説明しています。

実はタブレット販売が伸び悩む理由について、Samsungも同じ見解を述べています
このタブレットの販売が減るのはAppleだけの問題ではなく、市場全体の問題のようです。

もう、先進国でのタブレット販売は頭打ちになったという事は、
今後の市場成長のカギは新興国でどれだけタブレットを売る事ができるになるでしょう。

所得が低い新興国でタブレットを売るには低価格である事が一番重要です。
その点において、Appleは不得意とするところでAndroidタブレットメーカーは得意とします。
既に3万円以下で購入できるAndroidタブレットが世の中に多く出回っています。
その一方で、AppleのiPadはそれらに比べると4万円以上の価格設定となっており、
新興国ではなかなか手が出ない製品でしょう。

そのため、タブレット市場はAndroidがシェアを広げていくのは明らかです。

その時にAppleが生き残っていくには販売台数ではなく、
どれだけタブレットの新しい価値を提供して、Androidタブレットと同じ土俵に乗らずに
高利益率の製品とサービスを提供する事に注力するはずです。

だからこそ、ティム・クックは電話会談で以下のコメントを述べたのでしょう。

「われわれは、タブレット市場の将来を非常に楽観視している。
当社はソフトウェアとハードウェア、サービスを通して、今後もこのカテゴリに
技術革新をもたらし続けることができると確信している。」

コメントを述べた事を実施できないとAppleはタブレット市場で生き残れない。

上記の「楽観視」というコメントはAppleがあるべき姿が見えていて、
そのための準備をAppleが出来ているから語る事ができると信じたいものです。
これからのiPadのデバイスとサービスに期待しましょう。


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