モバイルとPCは勝ち負けで争う関係なのか? | GoGo! Machead!

モバイルとPCは勝ち負けで争う関係なのか?

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/business/35042098/
Tech Crunchより
http://jp.techcrunch.com/2013/12/29/20131228googles-chromebooks-have-hit-their-stride/

Googleの会長エリック・シュミットが昨年末に公開されたインタビューで
以下のコメントをしました。

「モバイルが勝利を収めつつあるというのがこれまでの流れだった。
だが、今はもうモバイルが勝利を手に入れた。
今は、PCよりタブレットやスマートフォンの方が売れている。
人々は、この新しいアーキテクチャに急速なペースで移行している。」

と、モバイルがPCに勝ったという主張をしています。

この話はAppleの売上が顕著だと思います。
販売台数でMacとiOSデバイスを比べるとMacよりもiOSデバイスが多く売れています。
また、この流れはPC業界に言える部分でPCよりもタブレットが売れていますね。

1990年代後半にPCが沢山売れ始めた頃に「一人に1台のPC」という話が出てきました。
業種にもよりますが、実際に企業では「一人に1台のPC」という状況となりましたが、
一般市場では「1家族に1台以上のPC」に留まっています。
一方、携帯電話は「一人に1台の電話機」となり、電話機がスマートフォンへの置き換えが
進んだ事で、モバイルはPCを超えたのかもしれません。

ただ、モバイルとPCで勝ち負けを比較が正しいのかは疑問です。

モバイルのサービスやアプリを作っているのはPCです。
モバイルは利用者が使うプレーヤーで、PCは利用者が使うプレイヤーでもあり、
開発者が使うエディターでもあります。

ITの普及と高度化してきた事で一般ユーザーが開発者となる機会が減り、
プレーヤーであるモバイルで十分な世界になっただけだと思います。
逆に言えば、一般ユーザーはモノを作る機会が減ってきたという見方もできます。

それは、昨年にGoogleのChromebookがシェアを伸ばしたという数字にも表れています。
「PCでもプレイヤーのみで良い」と考える人がChromebookを購入するのでしょう。
一方でモノを作りたい人はPCを購入するはずです。

これから、PCの販売台数は減っていくのは確かですが、
PCが無ければモバイルのサービスもアプリも進化できないため、
PCが無くなる事はないでしょう。

多分、AppleがiOSデバイスが売れてもMacを販売する理由はここにあると思います。


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