ティム・クックが同性愛者や性同一性障害に基づく雇用差別禁止を訴える

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/business/35039423/

11月3日のThe Wall Street Journalのオンライン版に、
AppleのCEOであるティム・クックが米議会に対する寄稿が掲載されました。

その内容は同性愛者や性同一性障害を持つ労働者の雇用に対して、
企業が差別的な行為を禁止する法案を支持するように米議会の上院と下院に強く求めた内容で、
この法案が成立する事は労働者と企業の両方にメリットをもたらすと説明をしています。

そして、Appleは既に同性愛者やバイセクシュアル、トランスジェンダーといった従業員に
対する差別行為を禁止している事を紹介し、遠回しながらAppleの成功を照らし合わせる事で
労働者と企業の両方にメリットを訴えていると思われます。

ちなみにティム・クックは表立って公表はしていませんが同性愛者です。
今回、この寄稿を行ったのは自身の強い思いがあっての事でしょう。

過去には1996年に同じような法案が米議会に提出され、その時は49対50で否決されています。
17年後に再び法案が提出された事なりますが、世界の情勢や社会が大きく変わっています。
この法案が可決されて社会が自由な思想を支持される方向へ進む事を期待しましょう。


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