Windows Phoneは廉価版端末でシェア確保を狙う

ITmediaニュースより
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1305/08/news097.html

今のスマートフォン市場は中流層以上のユーザーにはほぼ行き渡っており、
これから購入層として入ってくるのは中流層以下のユーザーで規模から言えば、
前者よりも後者のユーザーのほうが多く、数を売るには後者のニーズにマッチした
端末をリリースしていく必要があります。

中流層以下のユーザーのニーズにマッチするのは今真のような高スペック、高価格の
端末ではなく、費用対効果の高いベストバリューな端末になります。

MicrosoftのWindows Phone OS搭載端末をリリースしているNokiaは、
販売奨励金なしで150ドル以下、長期契約の縛りがなく最新ソフトウェアを搭載する
ベストバリューなスマートフォン「Lumia 521」を米国で発売して人気を得ているようです。

Windows Phoneは製品自体の評価は高いようですが販売面では、
iPhone、Androidの10分の1に満たないようなシェアで、これから数を販売してシェアを
確保していかねば市場の中で生き残る事ができません。

数を売るという戦略の中でLumia 521は非常に良い製品である事は間違いないでしょう。

今後のスマートフォン市場は中流層以下のユーザーに対して端末を売っていくかが課題で、
この層に対して、Firefox OSやTizenといった低価格向けに適したスマートフォンOSを搭載した
端末がリリースされる予定です。

Microsoftはシェア争いでライバルとなるFirefox OSやTizen搭載端末が出る前に、
先行してLumia 521ような端末をリリースする事で足固めをしたいのでしょう。

この先にiOS、Androidの2強に近づくのは、どのOSになるのでしょうね。

※ちなみにMicrosoftを話題した記事が多いですが何も裏はありません。


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