Appleの第2四半期業績は10年ぶりに減益、第3四半期は更に厳しい?
ITmediaニュースより
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1304/24/news033.html
4月23日にAppleは2013年度の第2四半期の業績発表を行いました。
売上高は前年同期比11%増の436億300万ドルでしたが、純利益は前年同期比18%減の
95億4700万ドルとなり、10年ぶりに前年同期比を下回る業績となりました。
そして、Appleは新たな株主還元策として、自社株買いの額を昨年発表した100億ドルから、
600億ドルに増額する事と株主配当額を15%増額する事で、前年から550億ドル増額の1000億
ドルの還元を行う事も発表しました。
業績発表前から第2四半期は減益となるアナリスト予想はありましたが、
予想よりも業績が良かった事と株主還元策を行った事で、株価は業績発表前の400ドル台を
キープし続けています。
そして、アナリストの予想を上回った要因をAppleは説明しています。
それは戦略的に価格設定にしたiPad miniとiPhone 4の売上が大きかった事で売上が伸びたが、
売上当たりの利益が低い製品のために利益が低下したとの事。
第3四半期では、上記の状況が更に進み利益率は第2四半期よりも下がるという予想を
Appleは発表しています。
以上で簡単に業績発表の内容を振り返りましたが、
業績は増収減益と、不況の中で多くのユーザーを獲得するために薄利多売をAppleもしている
という状況と、日本の円安も少なからず影響を与えているという印象を感じます。
株価で稼げなくなった投資家達の不満は自社株買いと配当という策で押さえ込み、
何とか内容の悪い業績発表はうまく乗り切ったと言えるでしょうね。
ただ、業績発表後の電話会見でティム・クックCEOは年内に新しいカテゴリー製品が出ない事、
新製品は秋か来年にかけてリリースする事を語っていますので、第3四半期中の新製品リリース
はなく、第3四半期の業績発表前に今回と同じようなティム・クック退任論などが出て、緊張した
内容になる可能性がありますね。
もう少しAppleにとって厳しい時期が続きそうです。
ピンチはチャンスという事もあるとおり、Appleはこのピンチをチャンスとして活かし、
素晴らしい製品を作ってくれると信じましょう。
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95億4700万ドルとなり、10年ぶりに前年同期比を下回る業績となりました。
そして、Appleは新たな株主還元策として、自社株買いの額を昨年発表した100億ドルから、
600億ドルに増額する事と株主配当額を15%増額する事で、前年から550億ドル増額の1000億
ドルの還元を行う事も発表しました。
業績発表前から第2四半期は減益となるアナリスト予想はありましたが、
予想よりも業績が良かった事と株主還元策を行った事で、株価は業績発表前の400ドル台を
キープし続けています。
そして、アナリストの予想を上回った要因をAppleは説明しています。
それは戦略的に価格設定にしたiPad miniとiPhone 4の売上が大きかった事で売上が伸びたが、
売上当たりの利益が低い製品のために利益が低下したとの事。
第3四半期では、上記の状況が更に進み利益率は第2四半期よりも下がるという予想を
Appleは発表しています。
以上で簡単に業績発表の内容を振り返りましたが、
業績は増収減益と、不況の中で多くのユーザーを獲得するために薄利多売をAppleもしている
という状況と、日本の円安も少なからず影響を与えているという印象を感じます。
株価で稼げなくなった投資家達の不満は自社株買いと配当という策で押さえ込み、
何とか内容の悪い業績発表はうまく乗り切ったと言えるでしょうね。
ただ、業績発表後の電話会見でティム・クックCEOは年内に新しいカテゴリー製品が出ない事、
新製品は秋か来年にかけてリリースする事を語っていますので、第3四半期中の新製品リリース
はなく、第3四半期の業績発表前に今回と同じようなティム・クック退任論などが出て、緊張した
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もう少しAppleにとって厳しい時期が続きそうです。
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