Windows 8が1ヶ月で4000万本売る、今後は低価格アップデートを毎年続ける方向へ
ギズモード・ジャパンより
http://www.gizmodo.jp/2012/11/windows_8140005.html
Tech Crunchより
http://jp.techcrunch.com/archives/20121128microsoft-reportedly-planning-os-x-style-cheap-annual-windows-updates/
MicrosoftはWindows 8が発売から1ヶ月で4000万本売れた事を発表しました。
この販売本数はWindows 7を超える売上との事ですが、その要因はWindows 8のアップデート版
を低価格で販売した影響が大きいと考えられます。
パッケージ版が約6000円、ダウンロード版が3300円と今までのWindowsアップデート版よりも
非常に安価で、ユーザーが多いWindows XPもアップデート対象となったのは大きいですね。
私も価格の安さに惹かれて、Windows 8のアップデート版を購入して
Windows XPのアップデートを行いました。
Microsoftはこの販売本数の大きさに味をしめたのか、今後のアップデート版も低価格で販売し、
アップデート頻度を数年に一回から1～2年に一回に間隔を狭める事を決めたようです。
この戦略はAppleのOS Xが行っている方法を真似ています。
しかし、AppleとMicrosoftが違うのが利益を上げる部分がハードとソフトで異なる部分です。
AppleはOSの価格を下げる事でハードの販売促進を促してハードの利益を稼ぐのが戦略で、
Microsoftはハードの販売はないため、OSでしか利益を上げる戦略しかありません。
なので、Appleの真似をしてもAppleのような高い利益を得る事はできないはずですが、
OSシェアがNo.1のWindows市場であればWindowsを少しぐらい薄利でも十分値下げ分を
量で稼ぐ事ができるのかもしれませんね。
ただ、OSが1～2年で変わってしまうと困るのは企業やソフトメーカーです。
企業はPCを5年リースとかで購入しますから、ころころとOSが変わってしまうと
企業のIT担当はリース満了を迎えるまでに2～3世代のWindowsをお守りしなくてはいけません。
そして、業務ソフトもOSが出る度にサポート対応しなくてはいけないため、
サポートコストが増えてしまいます。
なので、企業やソフトメーカーにとっては同じOSが長く最新版でいるのが幸せですが、
アップデートをしていかないと最新技術の普及が遅れてしまいますので一長一短ですね。
もし、今後のソフトウェアがOSに依存しないWEBアプリケーションへのシフトが進んで行けば、
OSを拘る理由が無くなり、必ずWindowsを選択する理由が無くなります。
それを防ぐためにはWindowsの魅力をアピールしてユーザー支持を得る必要がありますが、
現時点でWindows 8は多くの支持を集めているとは言いがたく、Microsoftは努力する必要が
あるかもしれませんね。
しかし、MicrosoftはどれだけAppleの真似をすれば気が済むのだろうか・・・。
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￥11,209
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Tech Crunchより
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MicrosoftはWindows 8が発売から1ヶ月で4000万本売れた事を発表しました。
この販売本数はWindows 7を超える売上との事ですが、その要因はWindows 8のアップデート版
を低価格で販売した影響が大きいと考えられます。
パッケージ版が約6000円、ダウンロード版が3300円と今までのWindowsアップデート版よりも
非常に安価で、ユーザーが多いWindows XPもアップデート対象となったのは大きいですね。
私も価格の安さに惹かれて、Windows 8のアップデート版を購入して
Windows XPのアップデートを行いました。
Microsoftはこの販売本数の大きさに味をしめたのか、今後のアップデート版も低価格で販売し、
アップデート頻度を数年に一回から1～2年に一回に間隔を狭める事を決めたようです。
この戦略はAppleのOS Xが行っている方法を真似ています。
しかし、AppleとMicrosoftが違うのが利益を上げる部分がハードとソフトで異なる部分です。
AppleはOSの価格を下げる事でハードの販売促進を促してハードの利益を稼ぐのが戦略で、
Microsoftはハードの販売はないため、OSでしか利益を上げる戦略しかありません。
なので、Appleの真似をしてもAppleのような高い利益を得る事はできないはずですが、
OSシェアがNo.1のWindows市場であればWindowsを少しぐらい薄利でも十分値下げ分を
量で稼ぐ事ができるのかもしれませんね。
ただ、OSが1～2年で変わってしまうと困るのは企業やソフトメーカーです。
企業はPCを5年リースとかで購入しますから、ころころとOSが変わってしまうと
企業のIT担当はリース満了を迎えるまでに2～3世代のWindowsをお守りしなくてはいけません。
そして、業務ソフトもOSが出る度にサポート対応しなくてはいけないため、
サポートコストが増えてしまいます。
なので、企業やソフトメーカーにとっては同じOSが長く最新版でいるのが幸せですが、
アップデートをしていかないと最新技術の普及が遅れてしまいますので一長一短ですね。
もし、今後のソフトウェアがOSに依存しないWEBアプリケーションへのシフトが進んで行けば、
OSを拘る理由が無くなり、必ずWindowsを選択する理由が無くなります。
それを防ぐためにはWindowsの魅力をアピールしてユーザー支持を得る必要がありますが、
現時点でWindows 8は多くの支持を集めているとは言いがたく、Microsoftは努力する必要が
あるかもしれませんね。
しかし、MicrosoftはどれだけAppleの真似をすれば気が済むのだろうか・・・。
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