ソーシャルネットワークとの融和性を狙うiOS

Computerworld.jpより
http://www.computerworld.jp/topics/614/Appleウォッチ/201500/“iPad+3”はFacebookとの親和性が高くなる？

開発者向けに配布されたiOS 5.1のソースコードの中には、
Facebookへ参照を行うコードが含まれており、AppleとFacebookの間で何らかのパートナー契約
が結ばれた可能性がある事が判明しました。

iOSは以前からソーシャルネットワークとの融和を目指す進化を続けています。

2010年にAppleはiTunes 10のリリースと同時にた音楽ソーシャルネットワーク「Ping」を
スタートし、iOSからも接続できるようにしました。

Pingはサービス開始当初は多くのユーザーが登録して注目を集めましたが、
限られた音楽アーティストをフォローするという世界に終わってしまったため、
ユーザーの興味を継続して維持するのが難しく、人気はイマイチでした。

そして、2011年はiOS 5でtwitterとの連携が追加され、
iOSの標準機能としてツイートしたり、タイムラインを閲覧できるようになりました。
この機能の搭載でtwitterの登録者数がいつも以上に増えたと言われています。

今度のiOS 5.1でFacebookの連携ができるようになれば、
iOSはソーシャルネットワーク端末としてステップアップする事は間違いありませんが、
Appleはソーシャルネットワークとの融和を目指す意図は何なのでしょうか？

これはコミュニケーションのカタチが変化しているからでしょう。
過去に人と人のコミュニケーションのやり取りは手紙から始まり、チャット、電子メール、SMSと
変化し、今はtwitterやFacebookなどのソーシャルネットワーク上で行うようになってきました。

iOSとして、コミュニケーションの中心となってきたソーシャルネットワークへのアクセス方法が、
ブラウザのSafariやApp Storeに配布されるアプリだけで完結してしまってはユーザーがiOSを使いづける
意味が失ってしまう可能性があります。

iOSが便利なツールとしてユーザーから指示を得るためにはtwitterやFacebookとの連携は
必須であり、重要な機能としてAppleは捉えているのではないかと思います。

2月前半にiOS 5.1とiPad 3の発表があると噂されていますが、
Facebookとの連携は一つの目玉機能として紹介されるのかもしれませんね。


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