2012年3月からMac App Storeのアプリは更にセキュアになる

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/service/35010104/

AppleがMac App Store向けアプリの開発者に対して、2012年3月以降に申請するアプリは、
サンドボックス技術の実装を義務づける事を開発者向けサイトで発表しました。

サンドボックス技術とはOS上で動くアプリがクラッシュしたり、ウィルスに冒された際に
OSや別のアプリに対して不正な操作を行わせない技術の事で、サンドボックス技術が適用された
アプリは基本的にはOSや他のアプリへのアクセスが制限されるようになります。

そのため、サンドボックス技術の実装によって、アプリ間の連携が悪くなり、
使い勝手が以前より劣ってしまうアプリもあるかもしれませんが,セキュリティと使い勝手のどちらを
優先するかと言えば、セキュリティを優先するのが今の常識です。

同じような事をAppleは今回の発表に関するコメントで説明しています。

「多くのMacユーザーはマルウェアとは無縁だが、
われわれはこの方向性の維持を支援する技術に取り組んでいる。
2012年3月1日より、Mac App Storeへ提出するアプリすべては、サンドボックスを実装する必要がある。
アプリをサンドボックス化することは、アプリがアクセス可能なリソースを限定し、
悪意あるソフトウェアがユーザーのシステムに悪影響を与えるのを困難にすることで、
システムおよびユーザーを守るための効果的な手法である。」

結果として、サンドボックス技術の実装はアプリ開発者としては仕事が増える事になりますが、
ユーザーがアプリを安心して使えるようになれば、おのずとMac App Storeからアプリを購入する
ユーザーも増えるので良い結果になると私は信じています。


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