Appleが過去にIntelに対して消費電力削減を要求、できなければ取引中止を通告

APPLELINKAGEさんより
http://www.applelinkage.com/#a110812003

Intelの幹部が過去にAppleからプロセッサの消費電力をカットしなければIntelのプロセッサを
採用しないと警告された事を明らかにしているとの事。

この事を明らかにした幹部はUltrabook担当ディレクターであるグレッグ・ウェルチで
Appleから消費電力を大幅にカットできなければ今後Intelのプロセッサを採用しないと
警告された事でIntelは消費電力のカットに取り組みを始めたと語っています。

近年のIntelのプロセッサは性能を向上しつつも消電力化を進めており、
MacBookシリーズのバッテリー駆動時間が伸びているのも、その効果の現れでしょう。

Intelが発表したUltrabookでは現在の50%以下の消費電力を目指しており、
満充電の状態から給電なしで日中から夜まで使える長時間のバッテリー駆動ができるノートPCが
登場する事を目指しています。

そして、前にAppleが省電力性が高いARMプロセッサを使ったMacBook Airを試作している
という情報を紹介しましたが、やはりAppleも長時間駆動ができるMacを作ろうとしているのは
明らかでしょう。

もし、Intelが今後も消費電力を削減する努力を怠れば、いつでもARMプロセッサへ移行できる
ように準備とIntelへのプレッシャーをかけているのかもしれません。

ビジネスパートナーに対して、ただ仲良くするのではなく、
相手に適度なプレッシャーを与えて、自社に良い条件を作るのはAppleの凄いところですね。


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