AppleがWWDCでiOS用ウィジェットと新しいプッシュ通知機能を発表? | GoGo! Machead!

AppleがWWDCでiOS用ウィジェットと新しいプッシュ通知機能を発表?

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/service/35003337/

Appleが来週6月6日に開催するWorldwide Developers Conference 2011(WWDC)で、
iOS用ウィジェットと新しいプッシュ通知機能を発表する噂があるとの事。

まず、ウィジェットは一般的にPCのデスクトップ上で動く単機能なアプリで、
AppleはTiger以降のMac、WindowsはVista以降から標準で搭載されており、馴染みの多い
ユーザーが居ると思います。

ウィジェットの良いところはアプリが常にデスクトップ上で起動している事で、
ユーザーがアプリの起動・終了の行為をせずとも気軽に使える点でしょう。

しかし、このウィジェットをiOSに搭載する意図とは何でしょう?
それはApp Storeのラインナップのスリム化とHTML5の普及ではないでしょうか。

今のApp Storeには単機能だけのウィジェットのようなアプリが公開されています。
このウィジェットのようなアプリはほとんどが無償アプリでAppleは収益無しで自社のインフラを
使って、ユーザーにアプリを公開しており、赤字な事は間違いありません。

過去にAppleはこの赤字を減らすためにiOS SDKのルールを変えて、おならアプリのような
ジョークアプリの申請禁止や無償アプリに搭載されている広告収入をApple経由にするために
iAdをリリースしたりしてきましたが、今後はウィジェットのようなアプリの申請は認めずに
ウィジェットのようなアプリはウィジェットとして出すように仕向けるのはないでしょうか?

そして、ウィジェットを作る際はAppleが進めるHTML5で作るように提案するのではないか
と私は想像しています。

Appleとしては単機能なアプリの審査作業やApp Storeのインフラ提供を辞める事ができ、
HTML5の普及も進められて一石二鳥なのではないかと思います。


そして、新しいプッシュ通知機能ですが、元々のプッシュ機能はマルチタスクがないiOS 3.0の
時代に追加された機能でシングルタスクで動く前提のため、プッシュ通知を出すとメッセージを
消すまで使っているアプリを操作する事ができません。
Appleはこの不自由さを改善する新しいプッシュ通知機能をリリースする事で使い勝手の向上
と新たなサービスが出てくるかもしれませんね。


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