Microsoftの株価低下はCEOのスティーブ・バルマーが原因？

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/business/35003292

投資家達はMicrosoftの株価が低下している主な原因はCEOのスティーブ・バルマーにある
と考えており、「CEOを別の人間に任せるべきだ」と指摘します。

スティーブ・バルマーがビル・ゲイツの後を継いでMicrosoftのCEOになって以降、
研究開発の力が弱まっており、Microsoftが新製品を開発しても、Windowsと競合するような
製品であれば市場に出そうとしない、新最先端市場に乗り出す事が遅いのはスティーブ・バルマーが
過去に囚われすぎているのが原因だと指摘しています。

前に「Microsoftが大企業病に陥っているのはないか？」という記事を書きましたが、
この原因がMicrosoftのトップであるスティーブ・バルマーから出ているという事でしょうか。
トップが変われば会社も変わるという考え方は欧米企業の考え方なのかもしれません。

スティーブ・バルマーがMicrosoftのCEOになって以降のMicrosoftはWindows、Officeなどの
過去の製品の売上拡大が業績を伸ばしており、Zune、KINなどを筆頭に失敗を続けています。
売上を伸ばしているオンラインサービスも利益度外視の多額投資の上で成果を上げている状況です。

つい先日もSkypeを買収したばかりで、それに伴いWindows Messengerは終了となるでしょう。
それにより、買収した金額以上にMicrosoftの損失は大きいはずです。

このような無理な投資はMicrosoftがオンラインサービス事業で失敗を続け、
新最先端市場への乗り遅れによるものです。
今回の投資家の指摘はMicrosoftの危うさに対しての警告と見るべきでしょうね。

スティーブ・バルマーは見た目からして営業マンというイメージ、
技術的な部分は別の人間に全て委任すべきなのでしょうが、その役割をできる人物が
今のMicrosoftにはいないのでしょうか？


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