Appleが楽曲の無制限ダウンロードについて音楽レーベルと交渉中 | GoGo! Machead!

Appleが楽曲の無制限ダウンロードについて音楽レーベルと交渉中

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/business/20427047/

AppleがiTunes Storeで購入した楽曲をユーザーが再びダウンロードできるようにするために
音楽レーベルと交渉中であるとの事。

この交渉が合意すればユーザー自身のiTunesアカウントでログインした機器から、
自由に何度もダウンロードできるようになるため、iTunesとiPhoneの同期やバックアップ
の作成が不要になるとの事です。

現在、Appleの中で無制限ダウンロードのサービスが行われているのはApp Storeです。
ユーザーはiTunesアカウントの認証ができれば過去に購入したアプリのダウンロードは自由なので、
iPhoneで購入したお気に入りのアプリをPadやiPod touchでもApp Storeからダウンロードできます。

これが出来なければ、iPhoneで購入したアプリをiPadに入れたいと思った時は、
一度、iPhoneをPCに接続してiTunesと同期してから、再びPCにiPadを接続して転送する必要があり、
リビングに置いてあるiPadを持ち出して書斎のPCに移動といった手間が出てきます。

私は上に書いたアプリの無制限ダウンロードが楽曲のダウンロードでも同じだと勘違いして、
同じ楽曲を2度購入した事があります。この操作をすると警告と確認のダイアログが出るのですが、
「大丈夫」と思い込みが強くて警告を読む事なく、OKを押したのが悔やまれます。

多分、私と同じ間違いをした人は少なからずいるかと思うので、
楽曲の無制限ダウンロードの開始はユーザーにとっては良い事だと思います。

一方、音楽レーベルにとっては売上を下げる事になると思いますが、
同じ楽曲を売って売上を得るよりも、その分を別の楽曲を購入してくれたほうが、
長い目でみればプラスになるでしょうから、前向きに検討して欲しいですね。

あと、AppleはiTunes Storeで購入した楽曲をMobileMeへ保管するという機能を追加したい
と考えており、これが実現すればiPhoneやiPadなどでストレージの容量を気にせずに音楽や動画を
楽しむ事ができますが、現在のMobileMeのストレージ容量は20GBとiPhoneやiPadのストレージと
比べると少ないです。
もし、この機能が実現された際にはMobileMeのストレージ容量を増量を検討して欲しいです。

今回紹介したサービスを展開できるかは全ては音楽レーベルの判断に委ねられているため、
音楽レーベルの違いによって出来たり、出来なかったりといった格差が生まれる可能性もあり、
米国はOKでも日本はNGとか、Appleは調整するのも大変かもしれませんね。


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