PsystarがAppleに対して和解金を支払う事に合意したが火種は残ったまま | GoGo! Machead!

PsystarがAppleに対して和解金を支払う事に合意したが火種は残ったまま

APPLELINKAGEさんより
http://www.applelinkage.com/#091202004
ITmediaエンタープライズより
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0912/02/news035.html

AppleがMacクローン機を販売しているPsystarを訴えていた裁判で、両社が部分的に和解しました。

その内容はPsystarがAppleに対して267万ドルを支払う事で、
AppleはPsystarへの商標侵害、トレードドレス侵害、商標希釈、州の不正競争、普通法の不正競争
の訴えを取り下げるという和解内容です。

267万ドルの和解金の内訳は著作権侵害、契約違反、デジタルミレニアム著作権法違反の
損害賠償として133万7,500ドル、追加の損害賠償と弁護士費用として133万7,500ドルとの事。

ただ、これでAppleとPsystarの訴訟は終わった訳ではありません。

Psystarは今年5月に破産保護申請をしています。
そのため、Appleへの賠償金の支払い能力を保有しているのか疑わしい部分もありますし、
Psystarは営業活動としてMacをインストールしたパソコン自体の販売は行っていませんが、
PCにMac OS Xをインストールするソフト「Rebel EFI」を販売してます。

そして、PsystarはAppleがフロリダ州の裁判で訴えの主張だった、
「ハードウェアと組み合わせた販売」にRebel EFIは該当しないので、
引き続き販売が行えるという認識を持っています。

そのため、PsystarはRebel EFIの販売で得た収入でAppleへの和解金を支払うという
本末転倒な事になりかねませんし、Macクローン機を一掃できない事になります、

AppleはRebel EFIも著作権侵害などで訴えに出るでしょうが、
上記の和解金の内訳にもあったとおり、多額の弁護士費用を再び支払わなければいけません。

また、Appleが勝訴してもPsystarの支払い能力は疑わしいため、
Appleは費用を回収できずに出費だけが増えるという状態になってしまうかも・・・。

はっきり言って、PsystarはAppleへの営業妨害がしたいだけなのかもしれません。
そんな事をして誰が喜ぶのでしょうか?

成功している会社には少なからず、嫉みを持ってしまう会社があるのでしょうかね。


Simplism iPod用 3ボタンリモートコントローラー ブラック TR-RM3SFL-BK/Simplism

¥1,980
Amazon.co.jp

MoreThing Metallic Series Noel Collection for i.../MoreThing

¥3,200
Amazon.co.jp