次バージョンのAdobe Premiere ProとAfter Effectsは64bit版のみ | GoGo! Machead!

次バージョンのAdobe Premiere ProとAfter Effectsは64bit版のみ

Adobe Systemsより
http://blogs.adobe.com/focusin/2009/05/64bit_2.html

Adobe SystemsがAdobe Creative Suite 4 Production Premium(Premiere Pro,
After Effects)の「64-bit 最適化に関するホワイトペーパー日本語版」の資料で、

「今後リリースされるAdobe Premiere ProおよびAfter Effectsは64bit版OSのみしか対応しない」

と発表しました。

その理由は以下のとおりです。

レンダリングを試したところ、大半のフォー マットで 64-bit システムの方が
明らかに優れたパフォーマンスを示した。

DV テストファイルで 67%、HDV 関連テストでは最大 63%、AVCHD テストでは最大 50%、
さらには RED カメラで撮影 したビデオなら最大 227%も処理が速い。

既に多くのビデオプロフェッショナルは、Mac OS X Leopard、Snow Leopard、
64-bit 版の Windows® Vista®、Windows 7 など、64-bit 対応システムへと移行しています。


この事から、今後は優れたパフォーマンスを発揮する64bit版OSのみサポートするとの事。

Premiere ProやAfter Effectsで扱う動画ファイルはフルハイビジョン動画が主になってきて、
必要なファイルサイズや転送処理が増えてきていますから、32bit版OSやアプリではハードウェアの
性能を生かせずに伸び悩んでしまいます。

そのため、64bit版への移行は必然の流れですね。

既にOSの64bit対応は、MacではLeopardからアプリレベルで64bit対応していますし、
Snow Leopardからはカーネルから64bit完全対応となりました。
WindowsもWindows 7から32bitと64bitを1パッケージで選択できるようになりました。

そして、ハードもCore 2 Duoから64bitをサポートしていますから、
2年ぐらい前のPCであれば64bit対応できるでしょう。

そう考えるとAdobeの64bit版のみサポートの選択は早くはないですね。

次回、Premiere ProもしくはAfter Effectsをバージョンアップする時は、
性能を発揮するためにアプリだけでなく、高性能なPCに買い替えするユーザーが増えそうです。

最近はネットブックやクラウド、シンクライアントによってクライアントPCに
性能を求めない風潮になってきましたが、高性能なPCは持っている喜びを得られるアイテム
だと思うので無くなってほしくはないですね。


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