Chrome OSで再認識、GoogleはやっぱりWebで生きる企業だ | GoGo! Machead!

Chrome OSで再認識、GoogleはやっぱりWebで生きる企業だ

Computerworld.jpより
http://www.computerworld.jp/topics/google/168249.html

11月19日に7月にGoogleが発表した「Google Chrome OS」の開発中バージョンの
ソースコード、ドキュメントをオープンソース・コミュニティ向けに公開しました。

そして、実際にGoogle Chrome OSが動く環境をVMwareの仮想イメージで公開しました。

Chrome OSを起動するとGoogleアカウントのログイン画面が現れて、
ログインに成功するとWebブラウザのChromeが現れる。

MacやWindows、Linuxでも必ずあるデスクトップ画面なく、
PC上でネイティブに動くアプリもブラウザ以外に存在しないシンプルなOSです。

Googleが提供しているサービスはAndroid以外はWeb上で提供しています。
Chrome OSがGoogleのために存在するのであればデスクトップ・アプリケーションは
無用なモノであり、無くなってしまったほうが自然なのでしょう。

この世の全てのPCサービスがWebに置き換わるとChrome OSは最高のOSですが、
そうなるのはは非常に難しいでしょう。

ただ、非力なPCで出来る事が限られているのにWindowsやLinuxをインストールして
販売しているネットブックというカテゴリの製品には非常にベストです。

更にブラウザ以外の無駄な機能が一切ない事で使わないリソースが増えて、
動作速度もPCに匹敵するほどのパフォーマンスを得られる期待が持てます。
ユーザーの中にはWindowsが入っているから、Linuxが入っているから、
という事でPCと同じ事ができると思い込んで購入したユーザーもいるでしょう。

Chrome OSはブラウザしか使えないのですから、ブラウザでHD動画編集ができるとか、
過度な期待を持つユーザーは少なくなるので、ユーザー自身が「Chrome OSが欲しいモノなのか」
という判断を導かせてくれるはずです。

GoogleはAndroidのビジネスについて語っていた時に、
「Androidは携帯ユーザーに良いWeb環境を提供したい、そして、Googleにアクセスして欲しい」
という意図とも取れるような発言をした事がありました。
Chrome OSの発表も結果的にはGoogleの収益の基盤である「検索と広告」という部分に
ユーザーを引き込みたいという目的があるように思えます。

Googleは何を行ってもWebで生きる企業である事は変わらないようです。
案外、Chrome OSを見て安心しているのはMicrosoftだったりして・・・。


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