歩いて繫ぐ中山道 大湫宿~太田宿 | 掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

歩いて繫ぐ中山道 大湫宿~太田宿



今年のGWは、山友との熊野古道歩きを予定していたのだが

発案者でもあり一番張り切っていたエアK (菊)が

テニスの試合中にまさかの負傷。

三カ月の松葉杖を余儀なくされる事となり、あえなく断念。


すっかり予定も無くなり、中山道を繫いで行くことにしました。 




5月7日(土) 雨のち晴

今年の1月31日、馬籠宿からここまでやって来た。


その時の記事はこちら→(馬籠宿~大湫宿


今日はここから太田宿まで。約31Kmの旅の始まり。










AM7:20 大湫宿本陣。 










神明神社   霧雨に新緑が映える。









しっかり整備が行き届く風景。










当時の繁栄が消えようとして残念な風景。









大湫高札場跡









二つ岩(母衣・烏帽子)


割れて二つかと思いきや、10m先の並びに同様な岩が見られた。








ここ東側から、琵琶峠に入り石畳を登る。









中山道歩きをしていると必ずや随所に見られる馬頭観音。








八瀬沢一里塚

本日出会う一里塚はとても保存状態が良い。






天神社の地蔵バス停。一日2本運行。









弁財天の池。 

キツバタと蓮の開花時、紅葉、雪渓と移ろいが楽しみなポイントと見る。









オーストラリアチームと出会い、ハイタッチ♪







奥之田一里塚








細久手宿に入る。  

旅館の大黒屋。約150年前の建物で現在も営業中。

立ち話をした人が、この宿の女将だった。


この先のお店でコーヒーを飲むようにと勧められた。 







泥壁が雨後に際立ち、とても良い色感を出している。







秋葉坂に入ると三尊石窟の石仏が旅人の往来を見守っている。







峠も終わりに近づき、鴨之巣一里塚を通過。








御殿場路傍休憩地に入るも木々が茂り展望なし。









その向かいに突如現れたのが、このお店。









気づけば歩き続けて4時間20分。ちょっと一息に最高な場所だ。

ここが大黒屋の女将が言ってた店だった。



すっかり通り過ぎてしまう所を

行き交う旅人さんに導かれ会話も弾む。


ここでまた長いお付き合いが出来そうなふたりとの出会い。








森のケーキ屋さん<プロヴァンス>

ご主人はフランス仕込みだそうだ。庭も手入れが行き届き綺麗でオシャレ。

中山道沿いにひっそりと佇む隠れ家的なこのお店。

実は大人気!遠方から訪れる人も多い様子。










♬ 唄♪清水


確かに空気が入り込むのかコロコロ音は出ているが水の清らかさは無し。 









主(あるじ)を失ったのか、時代の変化を著しく感じる。

たった今、洗練された店に立ち寄ったばかりのせいか・・。








謡坂の石畳。 水分を含んだ苔がツルツルでとても歩きづらい。







昨年マチュピチュ(天空の里 飯地 )の帰りに下見をしたポイント。

これより御嶽まで3.5Km。 とても分かりやすい。

東海自然歩道と併用している為、標識には困らない。








御嶽宿は願興寺の門前町として栄えたとされるが

400年前に再建された本堂もすでにメンテナンスの時期は過ぎている。

国の重文にしては寂しい。







伏見宿。 郵便局跡を休憩所として開放。


「コーヒー? お茶? 何がいいの?」と、ボランティアのマリちゃん


得意のお喋りで盛り上がった後、記帳をすると

父ちゃんの事をあまり信用してない様子。


いつも冗談ばかり飛ばしている父ちゃんだから、

マリちゃんの気持ちはとてもよく分かりますが

ここだけは身分証明書(免許証)を差し出し協調する父ちゃんでした。


マリちゃんとはすっかり意気投合。30分も長居してしまったが

なんと3時間も粘った人もいたそうな。


徳さん、ちゃっかり左手に茶菓子ゲット!








太田橋を渡ればいよいよ太田宿。


今日の相棒は保護色で姿が見えない。

しかし、100均のパステルが何処にいるか良く目立つ。

実は父ちゃんのかさを背負ってくれていたのだ。







16:00

今日の旅は太田宿で終了。

今朝、市役所の P パーキング に預けておいた徳さん号で、

出発地の大湫宿 P パーキング まで父ちゃん号を取りに行く。


初めての道を行ったり来たり4回通過。




次回は太田宿~河渡宿 これまた約31キロ


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