どうなるタイソン・フューリー…”Mikey”ガルシア、インタビュー、他! | Go↑kunの海外ボクシング記♪

Go↑kunの海外ボクシング記♪

ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

寒いですねぇ…。

又、寒波が来て、もっと寒くなるとか言ってますねぇ…。

今日もテキトーに更新してきましょう。

先ずは…英国ヘビー級のタイソン・フューリーの話題。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=73445#ixzz2prr874ry

身体も態度も大きめのこの男、21勝15KO無敗の戦績を引っ下げ、
タイトル戦線に絡みたい2014年。

英国トッププロモーターのフランク・ウォーレンさんとプロモーショナル契約を、
結んだと報道されております。

これまでフューリーをプロモートしてきたヘネシースポーツの…
ミック・ヘネシーさんもも引き続き関わっていくとのこと。

ウォーレンさん。

『タイソンとミック、彼らと一緒に仕事をすることになって凄く嬉しいね。最初の試合は2月15日、コッパーボックスアリーナになるよ。デレック・チソラもそこに出場するから、夏頃に巨大な規模のリマッチをやらせたいと思っているんだ。現在考えられる一番のビッグマッチだし、サッカー場でも可能だろうね。』

『数年前にタイソンはデレックに勝っているけど、そこからお互いに成長している。タイソンはアウェーでも戦ってきているし本当に強くなった。世界で最もエキサイティングなヘビー級ファイターの1人さ。』

…。

2011年にフューリーが判定勝ちしていたんでしたな。

『デレックは最近凄く調子が良いんだ。集中して身体も絞れている。私は既に興奮しているよ。フューリーvsチソラを実現させることにね。世界タイトルへのエリミネーターになるだろうしね。』

…。

しかしチソラさんは…2月15日、又しても無敗のアンドリフ・ルデンコ(24勝16KO無敗)と、
戦うそうです…。

ハード路線まっしぐらですな。

更に興業には、タイソン・フューリーの従妹、
ヒューイー・フューリー(12勝7KO無敗)も出場するそうであります!

『従妹でトッププロスペクトのヒューイーも出場するんだ。デビュー1年で12戦。彼もエキサイティングで強打のタレントさ。ファン達もスリリングなパフォーマンスを期待しているだろうね。』



どーん!


景気の良いウォーレンさんの話でしたが…前述のミック・ヘネシーが…
待ったをかけています…。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=73447#ixzz2prruLMAy

『報道は正しくないね。口頭でのオファーは確かにあったけど、契約書も何もまだないんだ。』

『書面で合意しない限り何も起こらないよ。私、ピーター、そしてタイソンがね。』

『48時間以内に何か書面が来る約束になっているけど、まだ何も来ていないんだ。』

…。

フランク・ウォーレンさんは…敏腕にして豪腕っぽいからなぁ…。


更にタイソン・フューリーの話題…(笑)

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=73458#ixzz2prraYj3E

WBCに対して、痛烈な批判を繰り返してきたタイソン。

…。

WBCが怒りはじめてしまいました(笑)

フューリーが契約するヘネシープロが…2012年12月のフューリーvsジョンソンの試合を、
正式なエリミネーターとして認めてくれと…WBCへ要望を出したそうですが…。

当時ジョンソンはWBCランク32位だったこと、1年以上前であること、
2013年4月に戦ったカニンガムもWBCランク外であること、
現在フューリーはWBC8位であること等を理由に…却下…(笑)

試合もしてないし、WBC上位との対決もないことを文章にしています。

更にフューリーが…

『どうせ金が動いてんだろ…。』

と発言したことに触れ、取り消しと謝罪を求めるとしているそうです…。

対応次第では、ランキング除外、罰金、サスペンション等も検討するとか。

…。

突然キレ出すWBC…おもしれー。


次は…フロイドの叔父、ロジャー・メイウェザーが久々に登場。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=73441#ixzz2prs6U09w

最近ではチーフを親父さんに任せていますが、
あのミット打ちは健在でしたかな。

次戦、噂では、カーンかマイダナかとなっておりますが…。

『マイダナ戦もまぁ良いけど、アミール・カーンとの試合の方がビッグマッチだと思うぜ。カーンにフロイドと戦う権利があるかって言うと…まぁ無いけどな。でも他にいないから。SHOWTIMEの為にも、ファンが観てくれる試合を組んだ方が良いからな。』

…。


"フロイド~、カーンの方が儲かるぜ~。"


次は…WBC世界L.ヘビー級王者のアドニス"Superman"スティーブンソン。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=73443#ixzz2prsEWPzd

ドーソンを一発でノックアウトし、その後の試合でも印象深かった2013年のスーパーマン。

対抗王者、セルゲイ"Krusher"コバレフとのハードヒッター対決も期待されますな。

『俺がこの階級No.1だ。コバレフもそれは理解しているはずさ。俺と戦えればファイトマネーが弾むことも分かってんだろ?だからヤツが戦いたいのは当然さ。俺はヤツが何を考えていようが関係ない。俺はリングに上がって自分の仕事をするだけさ。誰が相手でも問題ない。別にそれがコバレフだろうとな。』

『俺はケベックでハイチの使者をやってるんだ。ケベックで若者を助けている。ハイチの連中だけじゃなくてね。俺は今後も色々とサポートをしていきたいし、出来ることを誇りに思うね。ボクシングシーン、HBO、エマニュエル・スチュワート、シュガー・ヒル、そしてイヴォン・マイケルに感謝している。2014年、もう1度俺の年になるよ。』


※ マニーとのミット!


次は…前ミドル級王者、オージーのダニエル・ゲール。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=73431#ixzz2prsWNEaq

8月にダレン・バーカーに敗れ、無冠になりましたが、2月19日、
地元オーストラリアのシドニーで再起戦をするそうです。

バーカー戦、痛烈なダウンを奪ったシーンでは、もう時間の問題かと思いましたがねぇ…。

33歳のバーカー、対戦相手はガース・ウッド(12勝8KO3敗1分)。

再び、タイトル戦線に返り咲けるか、負けられない戦いになります。


次は…2014年最も注目される男の1人、
無敗のS.フェザー級王者、ミゲール・アンヘル"Mikey"ガルシア。


※ マイキーの練習風景。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=73433#ixzz2prt0M4O0

去年は…体重超過さえやらなかったら…年間最優秀選手も狙えそうな勢いでしたな…。

サリドに苦闘ながらも、しっかり勝利し、ファンマを一蹴、
更に"Rocky"マルティネスにダウンを喰らいながらも冷静に対処し、
痛烈な左ボディでノックアウト…2階級制覇…。

33勝28KO無敗とKOモンスターながら…落ち着いた雰囲気の26歳。

『私は日々、やるべきことをやるだけさ。メディアにどう見られ様が、書かれ様が、本当に何も気にしないんだ。プロモーターとチームが決めた試合に勝つことが私の役割だからね。』

次戦も近付いています。

1月25日、来日経験もあるタフなコンテンダー、ファン・カルロス・ブルゴスと激突!
微妙な判定で王者になれなかったものの、実力は証明済ですよね。

『ロッキー戦?数ラウンドしか観てないけど、ブルゴスが勝ってたって意見が多いみたいだね。私は自分の試合の準備に忙しかったから観てないんだけどね。まぁ今回、チャンスが来たってことさ。』

充実の1年を振り返りつつ…試合に向けてクリスマス休暇も年末年始も返上。

『お祝いの時間も大切だけど、私にはまだまだやるべきことが山ほどあるんだ。ここまでの私のキャリアには満足もしているけどね。』

『多くの人に称えられているけど、もっと期待しているのも分かる。チームも毎回、凄く期待してくれている。どれだけ良い内容で勝っても、次はもっとって言われるんだ。』

試合はニューヨークのMSG。

『MSGに戻れるのは嬉しいよ。毎回、NYに行く度にサポートも増えている。凄く愛されていると感じるよ。今回、チャンピオンとして行けるからより多くのファンが期待しているだろうしね。』

2014年、最低3試合を計画しているマイキー。
プロモーターや周りからは…又階級を上げてライト級へなんて話もあるそうです。

『耳には入ってくるけど、私には分からない。今はS.フェザーで凄く調子が良いしね。』

『S.フェザーで別のベルトを獲りたいとも思っているんだ。それでライト級に良い試合のチャンスがあって、チームも同意するなら、上げることもあるかもね。今はとにかくブルゴスに勝つことだけを考えているよ。』

マニー・パッキャオへの挑戦なんていう夢もチームは話しているみたいですね(笑)

兄貴であり、すっかりNo.1トレーナーとしてお馴染みのロベルト・ガルシアさん。

『パッキャオ戦のタイミングがくれば良いな。マイキーのスタイルは、パッキャオに完璧だと思うんだ。』

『ファン・マヌエル・マルケスに通じるところがあるから。スマートなカウンターパンチャーだし、時間をかけて料理が出来る。実現までいけたら、マイキーが必ず勝つよ。』

『まぁでも少し先の話さ。慌てることもない。時間をかけて階級は上げさせたいんだ。今年はブルゴス戦を皮切りに4試合させたいね。』

…。

真面目なマイキーが続けます。

『練習して、試合に勝つことが私の仕事なんだ。試合に勝てばお祝いをすれば良い。ビッグファイトや階級を上げることは、タイミングが来ればやれば良いんだ。高額のファイトマネーが貰えるからって、私のタイミングじゃなければやらないよ。彼らを助ける気はない。彼らの対戦相手がいないからってね。それは私の問題じゃなく、彼らの問題だから。』

『私は目の前にあることだけに集中する。それが私のファン、そしてチームに対する私の責任なんだ。』

…。



マイキーから目が離せませんな。

チャオー。