さて日本にも2人の王者がいる注目のS.フェザー級。
22歳の若き無敗チャンピオン、エイドリアン・ブローナーが登場した週末…。
凄いことになりましたな…。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=55200#ixzz21QYeYAqF
身体も成長し減量苦から、この試合を最後にライト級転向を思慮していたブローナー。
あろうことか…計量で133.5ポンド…。
リミットは130ですから、3.5ポンドオーバーでタイトルは剥奪。
チャレンジャーのエスコベドが勝った場合は、エスコベドがチャンピオンになることに。
ここでは翌日の朝の計量で140ポンド以上にはしないとの再契約が結ばれたとのこと。
$300,000のファイトマネーから、10%をエスコベドに、もう10%をコミッションに、
支払う羽目になったブローナー。
しかしここで事件は終わりません…。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=55229#ixzz21Qs4bG3a
当日の朝…約束した140ポンドを更にオーバーして登場したブローナー…。
143ポンドだったそうです。
この時点ではさすがにエスコベド陣営も…もうやってられないと試合キャンセルを明言。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=55235#ixzz21QsaIPhF
更に問題になっているのが…ブローナーのTwitter…(爆)
トレーニングキャンプ中から、アイス食っただの…ホットドッグが美味いだの…。
マクドナルド駐車場でアイスクリームを持った写真をUP…。
『俺、中毒なんだ。食わずにはいられないぜ。』
ハチミツたっぷりのシリアル、どデカいアイスクリームサンデーの写真をUP…。
『これが俺のキャンプのやり方だ!』
マジ、半端ねぇ(笑)
これで試合がなくなったかと思いましたが…交渉は続き…。
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=55237#ixzz21QtiCYbm
エスコベドのファイトマネーを2倍にすること、そしてブローナーサイドが、
プロフェッショナルらしからぬ行為を謝罪、…これで試合が実現に…。
ちなみにこの時のブローナーのウェイトは148ポンド…(爆)ウェルター+1!
そして試合は行われました。
ブローナーvsエスコベドI
ブローナーvsエスコベドII
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=55244#ixzz21QvKXCNy
5R2分42秒で…ブローナーのストップ勝ち!
ブローナーはこれで24勝20KO無敗、エスコベドは26勝15KO4敗。
『ジャンクフードのTwitter?あれはHBOから質問が来てたからそれに答える為につぶやいただけさ。深い意味はない。ウェイトを作る為には本当にベストを尽くしたんだ。』
そして"Free Money May"のTシャツを着て、アイドル、メイウェザーの出所を
早める活動をするブローナー…。
一方で、敗北を喫したエスコベド。
『口が達者なだけはある。強かった。エイドリアン・ブローナーのことはリスペクトしている。』
『体重の影響?凄く強かったとは思うけど、それは分からない。私は強い決意でリングに上がったけど勝てなかった。彼の方が強かったね。早く家に帰って娘と妻とゆっくりしたい。』
涙が溢れるエスコベド。
『涙の理由?色々なことがあったからね。家族や妻と長いこと離れて一生懸命やってきた、そしてフェアとは言えない試合をやって、やっぱり感情的になっているよ。私は正々堂々戦いたかったから。』
得意気なブローナー。
『俺はライト級へ行く。デマルコでもマルケスでもやるよ。ブランドン・リオスとはキャッチウェイトでやってやる。』
http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=55271#ixzz21QyN3d7J
『試合?良いファイターとエリートファイターの差が出たって感じだろ。本当にやりたいことはやれなかったけど、勝つには十分だったかなと思うよ。家に帰ってビデオを観る。自分がどんなミスを犯したかを探す。』
『俺はライト級でやるよ。俺みたいなファイターは何十年と出てこないよ。トレーニングにしたってね。規律正しくやっていれば、俺はこのスポーツで何事も成し遂げられると思うよ。』
『とにかく前へ進む。これからはもっと大きな試合になっていくしね。ライト級の連中に地獄を見せてやる。まずはデマルコか、そしてマルケス、リオス、誰だってかかってこい。』
腹立って、強くて…これは大ヒールの誕生ですかな(笑)
チャオ。