ニュースの側面(神谷さん、AKB) | 西田 薫のブログ

ニュースの側面(神谷さん、AKB)

藤井聡太四段が29連勝を達成し、日本中がそのニュースに沸いています。

凄い事です。

 

その藤井四段が29連勝した事で、

今までの28連勝という記録を保持されていた神谷八段。

記録を破られた後の神谷八段のコメントが実にかっこいいですね~。

 

『凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いた…』

 

日本中が記録更新で湧き上がる中、ひっそりと流れたこのニュースに

私は深く感動しています♪

 

神谷八段は決して凡人なんかではありません!凄いお方です。

にもかかわらず、ご自身をそう評価される事、

謙虚で、控えめな、思いと精神。

今や薄れてきた日本の美徳を、再び感じる事が出来ました。

藤井さんも凄い、そして神谷さんも凄い!!

将棋界、とても素晴らしいと思います。

 

 

 

 

もう一つ、AKBの総選挙で、結婚の意思を発表したというニュース。

あの発言の真相というか裏側を書いていた記事を見ました。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170624-00000029-sph-ent

「NMB48須藤凛々花の結婚宣言 徳光和夫のアドリブが引き金?」

という記事です。

 

要約すると、徳光さんが番組ディレクターからイヤホン越しに、

「次の方に行きましょう」との指示が出たにも関わらず、

それでも徳光さんは「何か言いたい事があるのでは?」と

インタビューを引っ張る。

ディレクターは何度も怒りながら徳光さんに「次行きましょう」との指示。

すると、NMBの須藤さんのあの結婚宣言。

するとディレクターは「徳光さん続けて下さい。引っ張って下さい。引き出して下さい」と指示。

 

何が言いたいかといいますと、要は、

次に行け!という指示から、面白そうだ、反響を呼びそうだと感じれば

一転するディレクターの指示。

「うければいい、視聴率を取れればいい」が見事に感じ取れるこのニュース。

まるで、爆弾発言を待ち望んでいるようなデスクの姿勢が垣間見れるニュースでもありました。

このディレクターの方も、放送が終了したあとは随分上司より褒められた事と思います。

 

ディレクターとしては、番組スポンサーに対して、

あくまでも視聴率という数字を一番優先している事、いわば当然といえば当然です。

 

今回の件はご本人の意思で、確信的なものなので

別に構わないと思いますが、視聴率優先主義の中、

特に気を付けて頂きたいのは、誤報により報道被害者が出ないかどうか、

また、偏り過ぎた報道や、意識的な世論形成はやめて頂きたいと思っています。

 

「伝えること」、また我々にとっては「知ること」は大切な事です。

しかしこのニュースの側面を知り、怖さも感じました。

 

一つ一つのニュースでも、そこにどういった思いや意図があるのかを

感じながら見る事も必要だと思います。